2021年03月02日

開店1カ月目で黒字達成 「24時間無人」の古着店 店員不在でも支持されるワケ:ムジンノフクヤ



開店1カ月目で黒字達成 「24時間無人」の古着店 
店員不在でも支持されるワケ:ムジンノフクヤ

東京都中野区にちょっと変わった古着店がある。24時間営業で店員がいない店、その名も「ムジンノフクヤ」。商品選びから試着、精算まで人と接触せずに完結できることから、密を避けて買い物ができる店として話題になっている。2020年8月にオープンし、開店1カ月目から黒字を達成。現在も月に約300人が購入しているという。

店内には国内ブランドの古着を中心に、500〜5000円の商品約300着をそろえている。コロナ禍で実証実験が進む「無人コンビニ」などとは異なり、店の仕組みは至ってシンプルだ。商品に値札はついておらず、白は500円、グレーは1000円などと、ハンガーの色で価格を示している。清算は「500」「1000」などと金額が書かれた券売機でチケットを購入する形式を採用している。

ムジンノフクヤを運営するのは、マッサージ店などを経営するdharman(ダルマン、東京都文京区)。全く畑違いの業界だが、代表の平野泰敬氏は「オープンの1年程前から構想していた」と話す。

これまでネットで古着販売を行っていた平野氏。アマゾンが米国でレジ無しコンビニ「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」の展開を開始するなど、無人販売が注目を集める中「これからは無人販売の動きが加速する」と考えていたという。しかし、コスト面や防犯対策などのリスクを考え、出店については二の足を踏んでいたと話す。

 そんな中、世界中で猛威を振るうことになった新型コロナウイルスの感染拡大。人々の生活様式は急速に変化し、人との接触を減らす行動が求められるようになった。今であれば「非接触」のニーズに応えられると判断し出店を決意したという。

深夜には「コインランドリー待ち」のお客も

 しかし、実店舗を出店するには少なからず管理費がかかる。これまで行っていたネット販売をさらに強化するということは考えなかったのだろうか。その点について平野氏は「他店との差別化」を理由にあげる。

 「今、ネット販売は主流となり、多くの店舗が導入している。ネット上で他社との差別化を図るには、必要以上に価格を下げる必要が出てきてしまう。価格競争から抜けたところで勝負がしたいと思った」(平野氏)。無人販売にすることで人件費などを抑えられ、必要以上の経費をかけずに商品を売ることができると判断した

また、実際に試着したり質感を見たりできる点もネットでの販売にはない魅力の1つだ。ネットになじみがない年代にも商品を届けることができる。

立地にもこだわった。同店は西武新宿線野方駅から徒歩3分程と駅から近いうえ、多くの人で賑わう商店街に位置している。また、店舗の隣には24時間営業のコインランドリーがある。平野氏によると緊急事態宣言前は、飲食店からの帰りに立ち寄ったり、コインランドリーで洗濯を待っている間に訪れたりする人も多かったという。

 こういったメリットがある一方で、気になるのは防犯だ。24時間開いていながら店員がいないとなれば、商品が盗まれるリスクが高まるのではないか。この点もムジンノフクヤでは、シンプルな方法で対策を行っている。

シンプルな方法で万引き対策

 店内には複数の防犯カメラを設置。撮影した動画を店内のモニターに映してお客に見えるように工夫した。また、道路に面する壁もガラス張りとなっていて、外からも店内の様子が分かるようにした。このような対策で万引き被害に遭いにくく、仮に被害があってもすぐに犯人を特定できる環境をつくった。

連絡帳には「久々に来ました」「商品を購入しました」「外国語表記の案内板も設置してほしい」などといったお客の声が記されている。店側もその全てに返信を書いていて、コミュニケーションの場となっているようだ。

 実際に連絡帳の声を参考に改善した部分もある。それが、試着室へのフェースカバーの設置と、店舗入り口に鈴をつけたことだ。入り口の鈴は「試着室に入っている時に、別の人が入店したか分からず不安」という声を参考にした。平野氏は「無人で運営しているからこそ、店舗への要望をお客様から聞けるツールになっている」と話す。今後は連絡帳の中でも要望が多かったメンズ商品の拡充も検討しているという。

古着のリメークや子供服の回収・配布も

 他の店舗ではあまり見かけない新たなサービスも実施している。同店では古着の買い取りはしていないが、子供服やベビー服の回収を行っている。回収した服は、クリーニングした上で必要な人に配布しているのだ。また、店内には古着をリメークした商品も並ぶ。

 「古着を扱う上で衣料品廃棄の問題にも取り組みたいと思っている。今あるものをどのように再生していくかということを考えた。解決策の1つとして、リメイク品の販売を始めた」(平野氏)

大手企業などが進める最新技術を使った無人店舗にはない温かみを感じる同店。今後はこの業態の定着を目指し、店舗設備の更新などを進めながら2店舗目の出店も目指していきたいという

出典
開店1カ月目で黒字達成 「24時間無人」の古着店 店員不在でも支持されるワケ
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/01/news025.html

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2021年03月01日

「頭の悪い人」には絶対に理解してもらえない話 | 1%の努力 | ダイヤモンド・オンライン



日本の匿名掲示板として圧倒的な存在感を誇った「2ちゃんねる」や動画サイト「ニコニコ動画」などを手掛けてきて、いまも英語圏最大の匿名掲示板「4chan」や新サービス「ペンギン村」の管理人を続ける、ひろゆき氏。

そのロジカルな思考は、ときに「論破」「無双」と表現されて注目されてきたが、彼の人生観そのものをうかがう機会はそれほど多くなかった。『1%の努力』では、その部分を掘り下げ、いかに彼が今の立ち位置を築き上げてきたのかを明らかに語った。

「努力はしてこなかったが、僕は食いっぱぐれているわけではない。
つまり、『1%の努力』はしてきたわけだ」
「世の中、努力信仰で蔓延している。それを企業のトップが平気で口にする。
ムダな努力は、不幸な人を増やしかねないので、あまりよくない。
そんな思いから、この企画がはじまった」(本書内容より)


そう語るひろゆき氏。インターネットの恩恵を受け、ネットの世界にどっぷりと浸かってきた「ネット的な生き方」に迫る――(こちらは2020年4月16日付け記事を再構成したものです)

それって実力なのか?

世の中、「努力が100%だ」という信仰で溢れかえっている。

しかし、考えてもみてほしい。

ありとあらゆることにおいて、「100%自分の実力だ」と言えることは、実は少ない。

遺伝子か、環境か。先天的か、後天的か。

そういった視点も、幸せに生きるためにはある程度、必要だ。

本人がモテる努力をして恋人ができたとしても、元の顔のパーツがよかったから、つまり遺伝子の影響もあったと言えたりする。

そのように、1つの決定的な要因はなく、さまざまなことが絡み合って、人生は成功へと導かれていく。

その事実を受け入れるための話をしておこう。

医者の子が医者になるワケ

まず、多くの人は、「自由意志」を大きく扱いすぎている。

自由意志とは、「よし、これをやるぞ!」とハッキリと自分で意識して、その上で努力によってそれを成し遂げるような力のことだ。

お金儲けの本やダイエット本などは、自由意志が正常に機能することが大前提として書かれている。

すると、お金が稼げなかったり、痩せなかったりするのは、「あなたの意志が弱いからだ」と著者は言い逃れができる。

合格実績をウリにしている予備校や家庭教師も、最終的には「あなたの頑張りが足りなかった」と言うことだってできる。

ある意味で最強の思考法である。

さて、この「自由意志」によって人生を変えられる範囲は、一体どのくらいあるのだろうか。

僕は、ゼロではないが「ほぼ少ない」と思っている。

たとえば、景気の良さと自殺率は関連するし、お金持ちの家に生まれたほうが、いい学校に進学できる。

これは社会学の領域になるが、個人の行動は、環境によって「ある程度」は決められてしまっているのだ。

ここでの「ある程度」という表現がポイントである。

親が医者だから子どもも絶対に医者になるわけではない。それはみんなわかっている。

しかし、子どもも医者になるであろうと、親や親戚はなんとなく望んでいる。

子どもも、幼い頃からなんとなく意識をする。

毎日の思考に影響すると、大学受験を考える頃に、医学部を選び「やすく」なる。

「医者になるよ」と言ったところで、反対する人も少ないだろう。

そうなると、逆のことも言える。

親がだらしなくて、子どもも金遣いが荒くなったり、大学や高校に行かなかったりしやすくなってしまう。

そんな環境に育った子に向かって、「お前の頑張りが悪い」「お前の頭が悪い」というように、100%自己責任で責めることはしてはいけない。

「何か環境や遺伝子による影響があったのかもしれない」と想像力を働かせてみるのがいい。

「これって、遺伝子なのか、環境なのか?」

そういう判断軸を持ってみよう。

後付けのバイアス

努力も、遺伝子も、環境も、どれか1つが100%だという状況は存在しない。

ただ、一代で成功したスポーツ選手や起業家には、「努力100%」のバイアスが染み付いてしまっている。

これが実にやっかいだ。

自分が成功できたことを、100%、自分の実力と思ってしまう人は、それを相手にも押し付ける。

熱い言葉を本やブログに書いたり、ドキュメンタリー番組で話したりする。

メディアもそれを求める。

「成功した秘訣はなんですか?」
「毎日の努力です」

そんな受け答えは、これまで何百、何千とされてきたことだろう。

僕のように、「たまたまです」と答えてしまっては、番組的じゃないし、本にもならない。

ただ、「100%の努力」を言い出す人を認めてしまうと、人にそれを押し付けることも容認してしまうので、僕は徹底的になくしたいと思っている。

その押し付けによって、パワハラや過労死が起こる。

あるいは、アルコール依存症や薬物依存症は、意志の力ではどうにもならない。

手に入りやすい経路を絶ったり、医療を受けられるようにしたり、反省と治療後に復帰できるような環境を整えたりすることが必要になる。

社会がどうなのか、自分の所属する家族や会社などの集団がどうなのか、それによる影響は大きいことを忘れないようにしよう。

顔より「考え方」を整形しよう

遺伝子や環境がどうだったのか。

一歩引いてみて、自分だけのせいにせず、「1%の努力」で変えられる部分はどこなのかを考えてみるのだ。

そうやって考え方のクセを変えることで、人生は楽になる。

100%遺伝子のせいにして、親を恨みながらコンプレックス解消しか考えなかったとしよう。

整形をして顔を変えれば、一瞬の安らぎを得られるかもしれない。

けれど、すぐに顔の他の部分が気になってくるだろうし、頭のよさや身体能力まで親のせいにもしてしまう。

顔の整形よりも、考え方を整形するほうがきっと救われることだろう。

「1%の努力」とは何か

「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉だ。これの真意をみんな誤解している。本当は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ということだ。しかし、「努力すれば道が開ける」という表現で広まっている。

発明の世界では、出発点が大事だ。
「光る球のようなものを作ろう」という考えが先にあって初めて、竹や金属などの材料で実験をしたり、試行錯誤を重ねたりして努力が大事になってくる。

ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない。耳障りのいい言葉だけが広まるのは、不幸な人を増やしかねないので、あまりよくない。
そんな思いから、この本の企画は始まった。

「自分の頭で考える世代」の教え

僕は、1976年生まれの「就職氷河期世代」だ。
この世代の特徴は、「自分の頭で考えることができる」ということだと思う。
僕らより上の世代は、バブル世代であり、時代を謳歌してきた。会社からも守られてきただろう。

彼らの世代が、いま、早期退職でリストラの嵐に巻き込まれている。僕の世代は時代が悪かったぶん、考えることを余儀なくされ、おかげで能力が身についた。

僕より上の世代は、「昔はよかった」と話す人が多い。しかし、ちゃんとデータを見ることができれば、昭和の時代より平成のほうが、殺人事件や餓死が少なく幸せの総量は多いことがわかる。

人生で選択肢が目の前にあるときに、どういう基準で考えるのかは人それぞれ違う。そこには、「判断軸」が存在する。「考え方の考え方」みたいな部分だ。

これについては、僕の経験をもとに教えられるのではないかと思った。できるだけ長期的な目線を持ち、「よりよい選択肢をとる」というクセがつくように、根っこの部分を書いた。それが、この本だ。

本書の内容

この本では、7つのエピソードを語る。「前提条件」「優先順位」「ニーズと価値」「ポジション」「努力」「パターン化」「余生」という7つの話だ。それぞれに、重要な「判断軸」をいくつか与える。

エピソード1 団地の働かない大人たち ―― 「前提条件」の話
「前提が違うんじゃないか?」「人は権利を守る生き物だ」「片手はつねに空けておけ」

エピソード2 壺に何を入れるか ―― 「優先順位」の話
「これはロジックの世界か、趣味の世界か?」「それは修復可能か?」「自分にとって何がストレスだろう?」

エピソード3 なくなったら困るもの ―― 「ニーズと価値」の話
「なくなったら困る体験は何か?」「やられたときだけ、やり返す」「誰しもがひと言だけ言いたい」

エピソード4 どこにいるかが重要 ―― 「ポジション」の話
「場所があれば、人は動きはじめる」「日本人、1億人に投げかける」「特殊なポジションに手を挙げる」

エピソード5 最後にトクをする人 ―― 「努力」の話
「最後に勝つにはどうすればいいか」「上の判断がよければ、下がテキトーでもうまくいく」「あなたは先輩に歯向かえるか?」

エピソード6 明日やれることは、今日やるな ―― 「パターン化」の話
「ゼロイチ以外でできることは何か?」「身近に支えたい人がいるだろうか?」「この1週間で、『新しいこと』はあっただろうか?」

エピソード7 働かないアリであれ ―― 「余生」の話
「調べる労力を惜しんでいないか?」「聞き分けのいい豚になっていないか?」「ブラックボックスの部分は持っているか?」

出典
「頭の悪い人」には絶対に理解してもらえない話
https://diamond.jp/articles/-/262057

アマゾン

『1%の努力』  はコチラの画像をクリック



『1%の努力』 ひろゆき著 

内容
ラクを極めた管理人がマジメに語る、「生い立ち」「起業」「ビジネス」「これから」の話。「頭のいい生き方」を教えよう。

著者について
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。
主な著書に、『働き方 完全無双』(大和書房)、『論破力』(朝日新書)などがある。

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2021年02月25日

すごい!「逆上陸」した名古屋のココイチ!インド人客の割合が日本人客を超えた(朝日新聞デジタル)



日本のカレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」のインド1号店が、昨年8月にオープンしてから半年になる。インドの新型コロナウイルス感染者数は1千万人を超え、外食を控える風潮が続くなか、日本のカレーは受け入れられているのか。「聖地インド」での浸透ぶりは――。

「いらっしゃいませ」。首都ニューデリー郊外の街グルガオンにある店で、記者はインド人従業員に日本語で迎え入れられた。コロナ対策として名前や連絡先を聞かれた後、席に案内された。ホウレン草とチーズのカレーを頼むと、「トッピングはどうですか」と勧められた。辛さも選べる仕組みは、日本と同じだ。

 「コロナで外食を控える人はまだまだいます。ただ昨年12月になって、インド人客の割合が日本人を初めて超えました。55対45くらいです」。イチバンヤインディアの最高執行責任者(COO)中村広佐さん(46)はそう語る。昨年8月のオープン時には日本人客が9割以上を占めたが、インド人にも少しずつ受け入れられてきたという。

 価格は550ルピー(約800円)程度と、現地では決して安くない。主なターゲットは、大都市に住む比較的所得の高いインド人。海外経験があり、新しいモノに抵抗のない若者だ。店が入るのは、外資や大手企業の入る商業施設。平日は周辺のオフィスから訪れる客が中心で、日本の大手企業も集まる。「一度日本人の同僚に連れられて来たインド人が、週末に家族を連れて来てくれたことがうれしかったですね」と中村さん。来店客へのアンケートでは、年齢層は30代の客が最も多く、40代と20代が続く。

 アジアを中心に海外12カ国・地域で約180店舗を展開する壱番屋は近年、カレーの聖地インドへの「逆上陸」を経営目標に掲げてきた。日本のカレーは、小麦粉を混ぜて煮込むのが特徴だ。インドをルーツとするが、英国を経由して独自に変化しながら伝わったとされる。

 インドでは宗教上の理由から豚肉や牛肉を食べない人が多いため、ビーフやポークのカレーは扱わない。メニューは主に野菜やチキン、マトンのカレーだ。菜食主義者(ベジタリアン)向けに、肉を使わないチーズフライを用意し、ルーにも動物性の油脂を使わない。

■「組み合わせを選ぶのが楽しい」

 平日の昼時に食べに来ていたインド人客に話を聞くと、日本びいきの人が多い印象を持った。休憩時に一人で来た銀行員のイティシャ・グプタさん(24)は「日本食はスパイスが少なくて胃腸にやさしく、ヘルシーなのがいい」。日本が好きで、いつか桜を見に日本を訪れたいと思っているという。カレーに添えられた福神漬けの名前を記者に尋ね、「おいしくて気に入った」と話した。

 「前世は日本人かと思うほど、日本食が好きだ。牛肉以外なら何でも食べる」。そう語る会社社長のディパク・バライさん(60)は仕事で何度も日本を訪れ、ココイチのカレーも食べたことがあったという。この日食べたのは、期間限定品のチキンカレーうどんだった。「スパイスや塩をたくさん入れず、素材の味を大切にする日本の考え方が好きだね」。弁護士のヨゲシュさん(27)も訪日経験はないが店の常連で、最初は新しいものへの興味で来店した。この日はチキンカレーに魚とホウレン草をトッピングするなど、「組み合わせを選ぶのが楽しい」と言う。

出典
「逆上陸」したココイチ インド人客の割合が日本人客を超えた 2/24(水) 11:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64709262ffb43ca1c329f18681869752bd7e238
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2021年02月22日

Zoomはもう終わり”!? 新進気鋭のビデオ会議サービス「Around」がすごすぎてすごい



【2021/2/19追記】

非常に多くの方にお読みいただき、また記事公開のタイミングで仕様が変わっている点もあったため、記事執筆時に不足していた部分を追記いたします。

招待制から登録制に移行

当初招待制だったAroundですが、この記事を公開したタイミングでちょうど登録制に移行していたようです。サイトもメールアドレスを登録して連絡を待つのではなく、GoogleやSlack、Appleのアカウントでサインアップできるようになっています。

音声技術は特許出願中

Aroundの要でもあるハウリングを起こさない技術や音声の自動チューニングは現在特許出願中とのことで、Aroundならではの独自性は高そうです。

モバイル対応・Linux対応は現在開発中

AroundのFAQによるとモバイル対応、Linux対応は”coming soon - stay tuned!”とのことです。

余談

よほど日本人の登録が多かったのか、Aroundの公式Twitterから日本語で直々にコメントをいただきました(とてもきれいな日本語で、今後の日本語対応も楽しみになりますね)。

【追記ここまで】

こんにちは、Geoloniaの甲斐です。

代表が和歌山県串本に住み、社員の過半数が地方に拠点を置くGeoloniaでは、仕事はリモートワークで行うのが当たり前。そんなGeoloniaのミーティングでは、社内はもちろん社外とのやりとりでもビデオ会議サービスが欠かせません。

ビデオ会議サービスというとZoomやGoogle Meet、Micorsoft Teamsといったサービスが有名ですが、いま注目なのが海外のスタートアップ発のビデオ会議サービス「Around」。Webサイトには「Zoomはもう終わり!?」を意味するかのような“Zoom Out”というフレーズが記載されており、刺激的かつ挑戦的なサービスの姿勢が感じられます。

Aroundをジャンルでひとくくりにするなら「ビデオ会議サービス」なのですが、Aroundは今までのビデオ会議サービスとは明らかに一線を画す、非常に魅力的な機能がたくさん詰まっています。

最初こそ「また新しいビデオ会議サービスを試してみるか」くらいの気持ちだったのですが、実際に使ってみると「こういうサービスを待ってたんだ!」と叫びたくなるくらい、今までのビデオ会議サービスに感じていた不満をことごとく払拭する機能がこれでもかといわんばかりに実装されていました。

招待制のため誰でも気軽に使えるサービスではないのですが、すっかりAroundに魅せられたものの1人として、Aroundのありあまるすばらしさをこのブログで紹介したいと思います。

ストレスのない画面UI

Aroundはいいところがありすぎてどこからお勧めしていいか迷うのですが、それでも一番に挙げるとするなら独自のUIでしょう。Aroundでは参加者の画像が丸くトリミングされ、画面にフロートした状態で表示されるようになっており、参加者の顔で画面が埋め尽くされることはありません。

ビデオ会議というと画面いっぱいに参加者の顔が表示される、というのが定番のUIでしたが、Aroundを使ってみると、参加者の顔はそこまで大きい必要もないし、むしろ画面いっぱいに並ぶ顔はストレスだったのだな。と実感します。実際に使ってみても、表情がわかるほどよい大きさが実に絶妙なサイズ感。

自分の顔は自動で追尾

画像を丸くトリミングするのには別の意味もあります。Aroundでは顔を自動で追尾する機能が搭載されており、Webカメラに映る範囲であれば自分を自動的に中心に表示してくれるため、カメラの位置を気にする必要はありません。

背景部分はトリミングでカット

また、自分の顔の周りだけをトリミングするため、背景の余計な部分が映り込まずに済むというメリットもあります。AroundのWebサイトでは、自宅からのニュース放映中に子供が映り込んでしまったBBCの珍事件をネタにして「Aroundならあの子供は映り込まなかったよ」というデモが掲載されていますが、こういうジョークも交えたセンスのよさもAroundの見どころです。

ノーメイクも気にしないで済むフィルター

カメラの映像はボタン1つでさまざまなフィルターがかけられるようになっており、背景をあまり見せたくない、化粧をしていないから顔を出したくない、という人にも便利。背景はわからなくても表情はしっかりわかる絶妙なフィルターがそろっており、ビデオ会議に大事なのは画質ではなく相手の表情なのだ、ということを改めて認識させられました。

ステータスを示す多彩なアイコン

アイコンも豊富で、「いいね」「バイバイ」「挙手」といったアイコンはキーボードショートカットで表示できるほか、絵文字や面白GIFも多数用意。

面白GIFは「GIPHY」と連携しており、検索キーワード次第では著作権的にどうなのという画像もいくつかあるのですが、堅苦しくなりがちなビデオ会議を和ます役割としてはいい存在。

自分のステータスを表示できる機能も用意されていて、離席中や集中モードといったステータスはもちろん、見てほしいWebサイトのリンクを設定することも可能です。

同じ部屋でもハウリングが起きない独自技術を搭載

映像だけでなく音声の機能も充実。中でも面白いのが、同じ部屋にいる人が参加した会議でハウリングが起きないよう調整してくれる技術です。

同じ場所にいる人が1つのビデオ会議に参加した場合、自分がしゃべった声が近くにいる人のマイクにも入ってしまってハウリングを起こすことがあります。多数のビデオ会議に参加経験がある人なら一度は体験したことがあるのではないでしょうか。

しかしAroundでは、同じWi-Fiに接続している人がいる場合に「同じ部屋に人がいませんか?」とアラートを表示。ここで「同じ部屋にいます」と回答すると自動でハウリングを防ぐ機能が適用され、同じ場所で別のPCから参加しても声がハウリングしなくなります。

全員がリモート環境の場合は心配ないのですが、会議室で数名が参加しつつリモートでも話す、という時にこの機能がとても便利。わざわざ会議用のマイクなどを用意することなく、自分のPCからいつも通りにビデオ会議に参加できます。実際に試してみましたが、真横に人がいる状態で話をしてもまったくハウリングが起こらず、クリアな音声が伝わりました。

環境音や小さい声も聞きやすく自動でチューニング

音声のチューニングも行われており、サイレンや犬の鳴き声といったノイズは自動的に抑制。さらに声が小さい人、マイクから遠くて声が小さく聞こえる人なども自動的に音量を調整してくれるため「すみません聞き取りにくいのでもう少し大きい声を出してください……」と頼む必要もありません。

ただ会議室に集まってパソコンを開くような感覚でビデオ会議が実現できる、そんな気軽さで高品質なビデオ会議が実現できるのがAroundの魅力です。

共同編集できるNotesは議事録作成に便利

映像と音声以外でもAroundは魅力的な機能がたくさんあります。

会議の議事録が取れるNotesは、参加者全員がリアルタイムに書き込むことができ、Markdownにも対応。さらにミーティングが終わるとNotesの内容を参加者全員にメールで送ってくれるなど、至れり尽くせりの対応です。

ペーストもできる画像シェア

画像の共有や画面共有ももちろん対応しており、画像はドラッグ&ドロップだけでなくクリップボードからの貼り付けもOKなので、サイトの画面をサッとコピーして共有する、という使い方にも便利。

相手の画面をリモートで操作できるスクリーンシェア

さらにすごいのが画面共有機能で、アプリ単位での画面共有と画面全体の共有を使い分けられるのはもちろんのこと、画面全体を共有する場合は、共有された側が許可を得た上で画面をリモート操作することもできます。プログラミングでわからないところを代わりに入力、といった使い方はもちろん、遠く離れて住む両親のパソコンを遠隔から操作してサポートするなんてことも可能。

その場で画面さえ見ればすぐ指示が出せるようなことがビデオ会議ではうまくいかずもどかしい、ということが多々あるのですが、Aroundはリアルの会議と同等とまでは言わないものの、ビデオ会議で難しかった「画面を見て代わりに操作」を実現しており、リモートワークでの不満や不便さを実によくわかっているな、と関心させられました。

入室者が事前にわかるSlack連携

Slack Fundの投資を受けているためSlack連携も充実。Slackからすぐに会議を立ち上げられるだけでなく、「いまこの会議に誰がいるか」を事前に見ることができます。人気の音声SNS「Clubhouse」も事前に誰が入室しているかわかる機能を実装していますが、入る前から誰がいるかわかるという安心感は、離れた場所から参加するビデオ会議だからこそとても大事な機能だなと思います。

なお、Aroundの会議室は、都度乱数交じりのURLを発行するタイプと、毎回同じ固定のURLで会議できるタイプの2種類があります。後者のURLは「meet.around.co/r/【任意の文字列】」という形式のため早い者勝ち。このあたり今後は制限入りそうな気もしますが、Aroundの参加権を無事手に入れたらできるだけ早く自分の好きなURLを設定しましょう。

スタートアップながら充実のサービス。今後の普及が楽しみ

リモートワークの不便さを解消するための機能を余すところなくフォローした充実の機能、おしゃれでユーモアも効きつつわかりやすいWebサイトなど、失礼ながらスタートアップとは思えないくらいクオリティの高いAround。それもそのはずAroundの創業者は15年のリモートワーク経験を持ち、Aroundも2年以上の歳月をかけて開発、つまりコロナ禍の影響を受ける前から長期に渡って企画されていたサービスなのです。

スタートアップ経験の長い私としては、ついつい荒削りでもいいからまずは世に出そう、というスタンスを取りがちなのですが、Aroundのようにクオリティを高めるだけ高めてから世に放つ、というのもまた魅力的な手法だなと痛感しました。

出典
“Zoomはもう終わり”!? 新進気鋭のビデオ会議サービス「Around」がすごすぎてすごい
https://blog.geolonia.com/2021/02/17/around.html

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