2009年09月02日

脳を活かす仕事術 茂木健一郎

◆脳を活かす仕事術 茂木健一郎



◆「わかる」を「できる」に変える!



茂木健一郎が、学生時代や日常生活でこんなことに困って挫折した、
と赤裸々に告白しながら、それをこうやって自分は克服したという
実例を、脳の仕組みの解説を交えて、
「茂木流・仕事の極意」としてまとめた本です。


「脳を活かす勉強法」よりも「脳を活かす仕事術」の方が、
内容的に、倍以上に中身が濃く、まとまった感じがします。


アイデアの出所、脳の仕組みの解説、仕事の極意について、
いい感じでまとめながら、中身が濃く、読みやく仕上がっています。


茂木健一郎の頭の中を覗いてみたい人にオススメです。


◆本日のオススメ!


4569701930脳を活かす仕事術
PHP研究所 2008-09-10

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脳は、生命を輝かすためにある!「1時間脳セットアップ法」「脳の情報整理術」「集中力、アイデアを生む身体法」、頭で理解したことを実践するための58の仕事術。


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>> 茂木健一郎 クオリア日記 


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>> 脳を活かす生活術|ISOの本棚


脳は出し入れ自由な道具箱とし、最新の脳科学に基づく毎日の習慣で脳を成長させる86の方法が説かれています。

「マンダラ」、「色即是空」といった世界にも通じるような自分と世界をつなぐ脳。

本書から、きっと幾つかの脳を健康にしてくれるバブルが見つかるように思われます。



◆ビジネス本でバージョンアップをお読み頂きありがとうございます。





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◆気付きメモ


この手の本は、読書時の状況によって、気づきが起きる箇所が、
異なるのではないでしょうか。


自分が感じたのは、茂木さんの発想のベースにあるのは、
好奇心、喜び、パッションなどの感情ではないかということ。


茂木さんの言葉では、
「生命の輝き」を放つこと、「全人格的な満足が得られる」もの
と表現されています。


ワクワク楽しみながら、脳を活かして、仕事をしましょう。
これが著者のメッセージだと思います。


著者は、大学院時、最初の論文がなかなか書けなかった。
さらに、大学院修了間際の3月になっても就職先が決まっていなかった。
その挫折を乗り越えて、第一線の脳科学者にどうやってたどりついたのか。


生でスポーツや音楽でも見聞きすることで「脳の感覚系」を鍛え、
アウトプットを繰り返すことで「脳の運動系」を鍛える。


実は、この2つの学習経路は脳内で、直接結びついていない。
結果、バランスが悪いと「思い」と「実際」のギャップが大きくなる。
わかっているけど、なぜできない、という状態がまさにコレ。


自分の脳が喜んでくれる方法を自らの手で探し出し、
喜びを伴って、脳の出力と入力のサイクルを回せるようになろう。


また、生命力を輝かせ、優れた仕事を行うための「自律性」と「自発性」は、
意識や意欲を司る前頭葉が中心になって形づくられている。
前頭葉を活性化させると、元気が出て生命の輝きを放つことができる。

その前頭葉を活性化させて、生命の輝きを放つための5つの行動は、次の通り。

(1)クリエィティビティ(創造性を持っていること)
(2)セレンディピティ(偶然の幸福に出会う力があること)
(3)オプティミスト(楽天家であること)
(4)ダイナミックレンジ(情報の受信範囲が広いこと)
(5)イノベーション(改革・革新を忘れないこと)


内容例を挙げると、
◎前頭葉と側頭葉にアイデア会議してもらう
◎1時間脳セットアップ法
◎脳の回転速度を落とさないスケジュール管理術
◎集中力、アイデアを生む身体法
◎脳は楽観主義でちょうどいい
◎脳は何度でもやり直しがきく、等々


「わかってはいるのにできない」を実際の行動に変えて「できる!」に変える、アイデイア満載の一冊!


★読んで『ヘー』ひらめきと感じたこと


日記やブログは朝起きてから書く。それはなぜか?
夜寝ている間に、情報が整理、統合されるから。
また、ブログを書く事は「デブリーフィング」効果がある。


脳の回転数を落とさないために、脳に情報を溜め込まない。
ただちに、他の記憶装置に移して脳の記憶回路の負担を減らす。


脳の回転数を上げるには、1時間脳セットアップ法を活用する。
少し無理めの設定をして、脳に負荷をかけて鍛える。
1〜2時間で終わるもので、1つだけに集中することがポイント。


脳の集中回路を鍛えるためには、瞬間集中法を活用する。
仕事をやると決めたら1秒後には仕事に集中する。スキマ時間など。
これを繰り返すことで、脳の前頭葉を鍛えることができる。


脳のコントロールは身体を動かすのが一番よい。
中でも、脳が情報を出力する時に最も大切な器官は口と手である。


スカラーペディアが米国で誕生、専門家の査読を経て公開される
フリーの百貨辞典。ウィキペディアよりも内容が専門的。
しかし、英語が読めなければ、大きな機会損失である。


深部感覚を洞察し、自分の生産性が上がるパターンを見つける。
これをアンカーリング(同じ行動)して、再現性を高める。


感覚系学習は拡散、運動系学習は収束と表現することができる。
完成度の高い仕事には、拡散と収束が共存共鳴している。
拡散と収束を繰り返すことで、自分の幅を広げることができる。


創造性は「経験×意欲+準備」で生まれる。
実は、意欲のあるお年寄りが一番創造性が強い。


意識と無意識では脳の情報処理方法が異なる。(苫米地風ですが)
意識は、逐次処理、無意識は並列処理。


アイデアは無意識に考えさせる。無意識を耕すとアイデアが湧く。
無意識の中に浮かぶ氷山の頭だけを探し、その頭をつかむことが
できれば、その下にあるアイデアの塊を丸ごと使えことができる。


セレンディピティは18世紀、英国の作家、ホラス・ウォールポールの造語である。
偶然の幸運に出会う能力をセレンディピティと名づけた。
この、偶然を幸運の結び付けれるかどうかは脳の使い方しだい。
「行動」「気付く」「受け入れる」の3つがポイント。


楽観主義とは、脳が自動的にとっている防御策である。
楽観主義は脳の扁桃体から生まれる。


笑って仕事をすることの効果は大きい。
職場が明るくなるといった効果のほかに、物事を客観的に見られる
ようになるメリットがある。


真のプロフェッショナルはダイナミックレンジが広い。
核となる部分をしっかりともち、それ以外の部分は柔軟に、かつ、
自分の価値観はしっかりと反映させる。


人間の行動を束縛するのは、自分の中にあるリミッターである。
リミッターを外すことを「脱抑制」という。
抑制を外して、自分自身を「本気」モードにさせることが必要。
脳を本気にさせるには、多くのリアル(現実)に触れることが大切。


喜びを感じられるものは、どんどん突き詰めていけ!

自分の正体、可能性を簡単に決め付けるな!



◆目次メモ


はじめに 卒業時に就職先が決まっていなかった大学院時代

第1章 脳の入力と出力のサイクルを回す
 01わかっているのにうまく再現できない理由
 02現代人は「感覚系」が発達しているケースが多い
 03小さな出力の積み重ねが能力向上につながる
 04脳の分析・整理するには、情報を言葉として出荷する、など

第2章 茂木式「脳の情報整理術」
 10仕事の目的は「情報整理」ではなく「知的創造」
 11アナログな整理法を捨て、情報のプロに任せる
 12メモはとらず「真水」にダイレクトにアクセス
 13英語習得こそ、最良の「情報整理術」、など

第3章 身体を使って、脳を動かす
 17脳のコントロールは身体を動かすのが一番いい
 18運動系の学習回路は、見ているだけでは鍛えられない
 19「一時間脳セットアップ法」で、行動を習慣化する
 20すきま時間は、ペンなどの道具を持ち、具体的に身体を
   動かすのが効果的、など

第4章 創造性は「経験×意欲+準備」で生まれる
 27「知的付加価値」が最も大事な時代になった
 28日本では「アイデアはみんなで生み出すもの」
 29前頭葉と側頭葉にアイデア会議をしてもらう
 30前頭葉が生み出す意欲も、経験がもとになっている、など

第5章 出会いが、アイデアを具現化する
 34僕が「やりたいこと」を実現できた時、必ず出会いがあった
35セレンディピティを呼び込む三つの条件
36コミットメントで、チャンスを自分に引き寄せる
37「やりたいこと」と「周囲の期待」を両立させる、など

第6章 脳は「楽観主義」でちょうどいい
 42「根拠なき自信」の効果
43「楽観主義」は脳の扁桃体から生まれる
44「笑って仕事をすること」の効果は大きい
45ネガティブな感情に名前をつけて、無意識を意識化する
 46脳モードを切り替えるとストレスに強くなる

第7章 ダイナミックレンジが人生の幅を広げる
 47新のプロフェッショナルはダイナミックレンジが広い
 48仕事のルールは自分で作る
49一芸に秀でるためには「総合力」が必要
50なるべく多くの「リアル」に触れる、など

第8章 道なき場所に道を作るのが仕事である
 53一番の理想は自分で「需要」を作り出すこと
54小さなイノベーションを積み重ねていく
55英語のシャワーを浴びて、脳に英語のエピソードを蓄積させる
56仕事の大半は「教師なし学習」である
 57道なき場所を走る
 57仕事とは「パッション(情熱&受難)」である

おわりに 脳は何度でもやり直しがきく
 

◆著者の『交友関係』(SPYSEE)はコチラ


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◆著者の履歴 茂木 健一郎(もぎ・けんいちろう)


脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、早稲田大学国際教養学部非常勤講師。

1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。

◆ビジネス本でバージョンアップをお読み頂きありがとうございました。




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4569771033脳は0.1秒で恋をする
PHP研究所 2009-07-16

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◆本日のオススメ


4569701930脳を活かす仕事術
PHP研究所 2008-09-10

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では、また。





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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 05:50| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 脳科学・脳トレ・脳本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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