2010年03月06日

プロフェッショナルたちの脳活用法〈2〉育ての極意とアンチエイジング 茂木健一郎

◆プロフェッショナルたちの脳活用法〈2〉


◆脳は成長を求め続ける!



人間の脳には『オープンエンド』という特性がある。

意訳すると、『果てしない学習システム』という意味となる。

どういうことかというと、
仮に、ひとつの答えに達したとしても、脳はいつまでもその段階に満足しない、ということ。

もっと、素敵な結末や、味わったことのない達成感を求めて、
さらなる高次のステージや未知のフィールドを目指そうとするのである。


簡単に言うと、『脳はすぐに飽きる』、ということ。


人間の脳の基本的な仕組みとして、
手に入れたものに対しては飽きっぽく、まだ手が届かないものに対しては、
貪欲に獲得しようとする。

この仕組み自体が原動力となり、人間の脳は生涯にわたって、
飽くなき願望を抱き続ける。


それが、脳の『もっと成長したい!』という叫びである。


脳の機能を突き詰めていくと、
脳の『育成』と『アンチエイジング』は共通の洞察で解き明かすことができる。

共通項は『学ぶこと』。

『他人から学ぶこと』を助けるのが、脳の『育成』。
『自分が学ぶこと』を日々続けている状態が、『アンチエイジング』。


結局は、人間の脳は何歳になっても成長するものであり、なおかつ、
何歳になっても、若々しさを保つことが可能なのである。


では、具体的にどうすれば良いのか?


ヒントは、プロフェッショナルたちの『脳活用法』にある。

誰の脳であっても、基本的な構造に大差はない。
脳をひとつの道具と考えれば、誰もが等しく同じ道具を持っている。

しかし、プロフェッショナルたちは、脳の構造そのものに、
他者を圧倒するようなアドバンテージを秘めていないにもかかわらず、
自身の仕事の領域で、並外れた能力を発揮している。

そこに、プロフェッショナル達が、試行錯誤の末にたどり着いた、
われわれが参考とすべき、『脳活用法』のヒントがあるのではないか。


また、本書に中には、NHKのプロフェッショナルで登場した方々の、
生の声が多数収録されています。

その声の中身にも注目です。

『どの一言にも、力がこもっていて、経験の重みがあります』

それは、まさに『言霊(ことだま)』です。珠玉の一言集です。

本書は、この一言だけを拾い読みしても、一見の価値はあるでしょう。


教えてもらったものは身につかない。
教えて育てていると、いざ勝負というときに『何か教えて』と頼ってくる。
生徒が自分で考えて、自分で見つけた答えだけが、自分のものになるのです。
(大瀧雅良 高校教師・サッカー部監督)



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NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の特別番組
「プロに学べ!脳活用法スペシャル」の出版化。
子どもや部下、そして自分自身を成長させるための“育ての極意”、
さらに、脳をいつまでも若々しく保つための“脳のアンチエイジング”。
この誰にとっても切質な2大テーマについて、
各分野の超一流プロたちの実例を最新の脳科学で読み解き、
誰もが実践できる“脳活用法”として伝授する。


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>> 茂木健一郎 クオリア日記 


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◆パワーブロガーの『書評』はコチラ


>> 『プロフェッショナルたちの脳活用法2 −育ての極意とアンチエイジング−』|語られる言葉の河へ

本書は、以上のように、最初は駆け足でざっと拾い読みするとよい。細かい理屈はとばして、何をするべきかに着目するのである。再読の段階で、行動と脳との関係に注意をはらうのだ。脳科学的根拠を押さえることで、なぜこうすればよいかが納得できる。そして、それぞれの「育て」に共通する要因、相互の関連も見えてくる。

 たとえば、後悔すること。ネガティブな感情だからよいことはなさそうに見えるが、脳科学的にみればそうではない。後悔するとき、眼窩前頭皮質が活発に働く。眼窩前頭皮質は、環境の変化に対する適応力を司る部位だ。後悔すると、神経回路のつなぎかえが行われ、次回は後悔しないですむよう脳が工夫するのである。

 前作『プロフェッショナルたちの脳活用法』は、新書にしては情報量が多く、いささか詰めこみすぎで、意余りて言葉足らずの感があった。この点、本書は手ごろな情報量だ。2本のTV番組をもとに、1冊の新書をこしらえたからだ。

 したがって、前作と本書は、刊行順に読むのではなく、本書を読んだあとで前作にもどるほうが、読者にとってはわかりやすいと思う。


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◆目次メモ


第1章 子どもの脳の育て方―成長の極意は「教えない」こと
第2章 部下の脳の育て方―上司は安全基地になれ
第3章 自分の脳の育て方― 未来のために後悔する
第4章 脳のアンチエイジング1―体を使って脳を若々しく保つ
第5章 脳のアンチエイジング2―“意欲の脳”を活性化する
第6章 脳のアンチエイジング3―“自分流”のススメ


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◆著者の履歴 氏名(ふりがな)


茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。理学博士。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。「クオリア(感覚質)」を手がかりに、脳と心の謎に挑む脳科学者。NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の番組キャスターを住吉美紀アナウンサーとともに務める


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では、また。



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 05:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 脳科学・脳トレ・脳本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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