2010年03月18日

発想のための論理思考術 野内良三

◆発想のための論理思考術


◆新しい論理思考のレッスン本!



本書の内容は少し固めです。その分、中身は充実しています。

軽めのビジネス本ばかりを読んで、ポイントだけ拾い出している方へ。

たまには、これくらい行間の詰まった本を読むこともオススメします。

内容としては、発想・創造のための論理学をテーマとしており、
普通に考えると相容れないことを扱ったものとなっています。

まずは、論理学は万能でないこと。得意、不得意があることを学びましょう。

最近流行の「論理」を売り物とした「自己啓発本」の売れ行きがよさそうです。

しかし、論理的に思考することは、当然大切なことですが、
それを、日常生活で常に使えるかというと、そうではありません。

どういうことかというと、井戸端会議レベルの会話で「論理」を全面に出した場合、
相手は、「うざい!」と思うに決まっているからです。

また、人を説得する場合、「論理」的にやるべきと考えますが、
実際は、論理よりも「感情」に訴えた方がよっぽど効果があります。

または、「まともでない」言い回しを使い、インパクトの力で、
言い切ってしまう方が、相手の心に響くことも多いのです。

そう考えると、なんでもかんでも「論理」的にやるべしの考えは、
万能ではないことをご理解頂けると思います。

そこまで分かった上で、もう一段上の「論理」レベルを学びましょう!
これが本書の狙いです。

まずは、自分にこびり付いたサビのような「論理」学を見直す。

次いで、「もっともらしい」推論(レトリック)を理解する。

さらにその先にある、意外性に満ちた推理(逆説思考)を目指す。

そこに広がっているのは、なんと「発見」「創造」の世界なのです。

誤謬推理、詭弁など、
いろいろなテクニックの、そもそも論を学びたい方にオススメです!


◆本日のオススメ!


発想のための論理思考術 (NHKブックス)
発想のための論理思考術 (NHKブックス)
日本放送出版協会 2010-01
売り上げランキング : 76869

おすすめ平均 star
star論理的思考に関する読み物的な本だと思って求めたがそうではなかった

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

◆アマゾンの内容紹介から ↓

論証を正確に積み上げていく論理学の思考は、
どうしても「あたりまえ」の結論に終始しがち。

論理学の限界を見定め、論理学を鍛え直すことで、
新鮮なひらめきを生みだす思考法を手にいれよう。

論理学の初歩である三段論法に秘められた力や、
詭弁だと否定されがちな日常的レトリックを生かした、
意外性に満ちた推理・推論の方法を明らかにする。

正しく捉え、的確に推理し、大胆に発想するための、
新しい論理思考のレッスン登場。


人気ブログランキングへ ■感謝!


◆著者の『Wikipedia』はコチラ


>> 野内良三  


◆著者の『交友関係』(SPYSEE)はコチラ


>> 野内良三|あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]


◆パワーブロガーの『書評』はコチラ


>> 発想のための論理思考術 (NHKブックス)|カスタマーレビュー

中身としては読み物ではなくて、じっくり読むべき本です。
論理学の初歩的知識を前提にして書かれています。
アウトラインだけが頭にはいってもあまり意味がなさそうです。
読み物として求めると期待はずれになります。


◆最新の『書評サーチ』の結果一覧はコチラ


>> 発想のための論理思考術 |Googleブログ



◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございます。


◆【続きを読む】で、気付きメモ、目次メモ、著者履歴などが見れます!


人気ブログランキングへ ■応援!


続きは ↓


◆内容紹介メモ


本書に狙いは「発想」「発見」のための論理的思考術の追求であり、
あくまでも推理・推論の問題が主たる関心事である。

必然的=演繹的推理、蓋然的=機能的推理、偶然推理という、
三つの推理=推論の本質と意味を問い直し、
「新しい」論理思考の可能性を探ることである。

人間の判断推理に見られる東西の差異を追うのではなく、
むしろ両者をつなぐ、より普遍的な思考パターンを取り出すことである。

もちろん、本書はのとば口を立てたかどうか心もとないが、
掲げる目標は高い方が良い。


「新しい」論理思考の可能性をとくカギは、
意外にも古色蒼然とした仏教の教説−縁起観−のなかに隠されていた。

縁起観を思想・哲学としてではなく、純粋に論理として読み解くことによって、
「容」偶然性という落想を手に入れることができた。


本書は、「容」偶然性をはじめ随所で大胆な提言や斜に構えた発言をしている。
いささか蛮勇のそしりを免れないがかもしれない。

江湖の教示を仰ぎたい。

(あとがきより抜粋)


◆目次メモ


1 妥当な推論を求めて
 必然性と思考の原理
 排中律と二値性 ほか

2 三段論法の底力
 定言三段論法とは
 三段論法には型がある ほか

3 科学的思考の「仮説」と「論証」
 必然性から確実性へ
 ヒュームの「懐疑」とミルの「要請」 ほか

4 本当らしさとは何か
 確かな論拠を求めて
 「真理」の相対性と同意の形成 ほか

5 偶然を受け容れる推理
 ミクロの視点とマクロの視点
 縁起観から「容」偶然主義へ ほか



人気ブログランキングへ ■感謝!


◆著者の履歴 氏名(ふりがな)


野内良三[ノウチリョウゾウ]
1944年、東京生まれ。東京教育大学文学部仏文科卒。
同大学大学院文学研究科博士課程中退。
静岡女子大学助教授、高知大学教授を経て、
関西外国語大学国際言語学部教授。


◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございました。




◆他のオススメ本はコチラ


「偶然」から読み解く日本文化―日本の論理・西洋の論理
「偶然」から読み解く日本文化―日本の論理・西洋の論理
大修館書店 2010-01
売り上げランキング : 70343


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


◆本日のオススメ


発想のための論理思考術 (NHKブックス)
発想のための論理思考術 (NHKブックス)
日本放送出版協会 2010-01
売り上げランキング : 76869

おすすめ平均 star
star論理的思考に関する読み物的な本だと思って求めたがそうではなかった

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


では、また。



人気ブログランキングへ ■応援!


posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 05:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 能力開発・自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント:


この記事へのトラックバック