2010年07月10日

【書評】僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクル SE編集部

◆僕らのパソコン30年史


◆青春のイチページが凝縮された一冊!


自分の青春時代と重なり、かつ、変化の激しい時代を振り返るのは、スゴク面白い!

特に、パソコンの世界は、まさに、劇的な変化を遂げている!

CPUの性能で語るのか、OSの進化で語るのか、世界の覇権争いで語るのか!

さらには、登場人物の生い立ちとその栄枯盛衰で、絶妙な味付けをするのか!

なにはともあれ、「ムーアの法則」を地で行く、振り返れば、まさに快進撃である。

人それぞれ、思い入れがあり、その当時、どちら側にいたかで、思い出は異なる。

しかしながら、個のアイデアが、どんどんブラッシュアップされ、積み上がっていく姿や、
たまたま、同時代を生きた、今では有名な人々が、互いに交流、切磋琢磨した結果として、
人類の英知が集結した形で、今のパソコンが出来て行く姿を、追うのは、本当に楽しい!

例えば、同じアイドルを追って生きてきた、ファンの集いがあり、では、それをまとめて
記録にしてみましょう、といった声の結果が、この一冊なのかもしれない。

今の、40歳以上で、日本のコンピュータ業界を引っ張ってきた人にとっては、懐かしくもあり、
青春をかけて時代の思い出で「そうだ、そうだ・・・」の声が聞こえてきそうである。

自動車と同じで、中身が全部わかった時代から、どんどんブラックブックス化が進んでいる。

でも、昔は、こうだったんだ、と熱く語るために、手元の置いて置きたい一冊である。

本書はPCに焦点を当てていますが、WSでUNIXの時代、村井純さんが超有名でしたね!

いや〜、全てが懐かしい時代です。感慨深いものがあります!



◆本日のオススメ!


僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクル
僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクルSE編集部

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30年以上を通して変化したパソコンを、写真を多用し世相にも触れながら、わかりやすく解説。

第1部を年代ごとのトピックの解説にあて、当時の開発者や関係者への「証言(ターニングポイント)」を盛り込み、開発秘話などを明かしてもらう。

第2部ではPCアーキテクチャ、OS、パソコンの聖地アキハバラ、「雑誌」の変遷など、テーマごとにまとめた。


写真で振り返る、ニッポンのパソコン歴史教科書!

パソコンはあなたが見知っているよりずっと深い!

1979年、日本で本格的なパソコン時代の始まりを告げることになったNECのPC-8001の登場から、 ほぼ30年という年月を経て、パソコンの構造やソフトウェアはさまざまな変遷を遂げた。

コモディティ化しながらも多様な発展を持続するパソコン、趣味的な熱狂をはらみながらも、ビジネスやマーケットを成り立たせていく、多様なパソコン文化はまだまだ健在である!

本書は、30年以上を通して変化したパソコンを2部構成で、写真を多用し世相にも触れながら、 時間の流れの中で大きな変化をわかりやすく解説する。



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本書「僕らのパソコン30年史」の「僕ら」とは一体誰の事だろう。それが、本書を読み解く鍵となる。

その「僕ら」とは、status quoなんて言葉を知らなかった一部の好事家から始まった。その「僕ら」がどんどん増えて、「僕ら」そのものがstatus quoになるまでが、この30年史ということになる。

留意してほしいのは、本書は世界のパソコン史ではなく、日本のパソコン史だということである。よって「僕ら」は主に日本人ということになる。その歴史のはじめにおいて、日本は格別の役割を果たしている。世界パソコン史における「史跡」として、秋葉原の重要性はシリコンバレーの次に重要であることは本書をひもとけばいやでもわかる。そもそも Personal Computer = PCを商品名に使ったのは、IBM PCよりNEC PC-8000シリーズの方が先だし、4004のキックオフカスタマーはビジコン社だった。

そして特別な存在だった「日本の僕ら」が、特別でなくなっていくというのもまたこの歴史である。98と一太郎がDOS/VとWindowsに置き換えられて行く様は、i-ModeがiPhoneとAndroidに、「ガラケー」が「スマホ」に変わって行く歴史とどこか重なる。

個人的には、「僕ら」視点を考慮に入れても、ちょっとWintel色が強すぎるかなとは感じる。Appleの扱いはこれでいい--Apple史であればすでにパソコン史以上に語られているとすらいえる--としても、Unix、特にLinuxの扱いは小さすぎるとも思う。「遊び人」だった「僕ら」のメシの種のかなりの部分は「こちら側」から「あちら側」にあるのだし。

それにしても、何と言う30年だったのだろう。4004の頃には2300個しか必要なかったトランジスターは、今や億を超えている。しかもこれは CPUであって、DRAMであれば100億のオーダー。ムーアの法則は街金より凄まじい。この「凄まじい」が「日常」だったことに改めて愕然とする。

・・・・



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◆目次メモ


Part 1 パソコン年代記
序章 パソコンの歴史を彩るいくつもの潮流について

1. 1971〜1980年 黎明期
TURNING POINT 経営技術的側面から初期パソコン史を読む/ナビゲーター:佐野正博
2. 1981〜1985年 市場形成期
TURNING POINT BASICからはじまったパソコン人生/ナビゲーター:矢沢久雄
3. 1986〜1990年 PC-9801と一太郎の時代
TURNING POINT ソフトウェアを核としてデジタルな世界に関わり続ける/ナビゲーター:下川和男
4. 1991〜1995年 DOS/VとWindowsの時代
TURNING POINT DOS/V総力戦/ナビゲーター:竹村譲
5. 1996〜2000年 Windowsとインターネットの時代
TURNING POINT Windows、デバイス独立を実現したOS/ナビゲーター:トム佐藤
6. 2001〜2009年 デジタルコンテンツの時代
TURNING POINT これまでのパソコンやネットの歴史は長い準備期間に過ぎなかったのかもしれない/ナビゲーター:中俣暁生

Part 2 パソコンをめぐる時代の変遷

1. CPUとPCアーキテクチャで見るパソコンの歴史
2. OSの系譜
3. パソコン雑誌と時代の流れ
4. アキハバラ今昔

写真と図版について
編集後記


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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 10:00| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコディネータ、パソコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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