2010年09月20日

【書評】勝間さん、努力で幸せになれますか 勝間 和代 香山 リカ

◆勝間さん、努力で幸せになれますか


◆現代の幸福論がここに!


著書『しがみつかない生き方』で、ふつうの幸せを手に入れるため
には「“勝間和代”を目指さない」と書いた香山リカ。

成功者のアイコンとしての<勝間和代>が唱える効率・合理主義に
疑問を投げかけた。

かたや、勝間和代は「香山さんの著書を読み、迷ってしまっている
あなたに読んでほしい」と反論書『やればできる』を書いた。

誰もが不安を抱え、幸福実感度が低い日本で、幸せを感じるにはど
うすればいいのか。

そもそも何がふつうの幸せなのか。350分に及ぶ2人の徹底討論。

仕事の顧客として対峙している方々が、まったく異なるお二人。

一方は、成功者層が顧客の勝間和代。
他方は、精神科医としての香山リカ。

お互いの、立ち位置が異なる上に、考え方も全く異なる。

ここまで異なると、話し合う内容がわかりやすく面白い!

当然、どちらが正解かなどという次元ではなく、そういう
意見もあるが、こういう見方もある、といった議論の数々。

多分、誰の内面にも、両者の意見が共存しており、
都度、自分の中でのせめぎあいが起きているのかもしれない。

それは、これだと言い切れるものではないし、自分の中でも
時間や状況により変わりうるものなのであろう。

まずは、どの意見は納得できて、どこは無理なのか、それを、
判定するリトマス試験紙として読んでみてはいかがでしょうか。


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あなたの不幸せにはワケがある!

ふつうの幸せを手に入れるための処方箋を説いた香山リカは、成功者
のアイコン・勝間和代を目指すなと書いた。そもそも勝間は<成功者>
なのか、ふつうの幸せとは何か、仕事、結婚、出産……は幸せに結び
つくのか。いまもっとも話題のふたりが真正面から議論した350分の
記録。


【勝間和代】

「やる気は開発できる能力。努力そのものが幸せなんです」

「努力というのは、別に苦しいものではないんですよ。プロセスが
 一番楽しいところに自分の時間を使えばよくて、つらい努力なら
 やめていいんです」

「努力をすると、より簡単に幸せになれるということです。私はわ
 りと近道を教えているつもりなんですね」

「気持ちよくおいしいご飯を食べて、お茶を飲んで、好きな人や愛
 する家族と時間をすごし、その毎日をサポートするための経済的
 な余裕を、自分の得意技を社会で発揮することで得る、そんな毎
 日が幸せなのです」

【香山リカ】

「なぜ、こんなやさしくてよい人が“負け組”などと呼ばれなけれ
 ばならないのか」

「効率をよくして、努力をして競争に勝ち、成功を収めることがそ
 れほどすばらしいことなのか」

「努力ぎらいの人がいてもいいじゃないか、というだけではなくて、
 努力したけれど思ったような結果が得られない人、アクシデント
 によって努力を中断せざるを得なくなった人についてはどう考え
 ればよいのか」

「コンビニの150円のワッフルで十分幸せ! カツマーにとっては、
 意外な言葉なんじゃないだろうか。それだけなら私とあまり変わ
 らないけれど、そのためにもスキルアップが必要、というところ
 がかなり違う」



◆目次メモ


第1章 “勝間和代”は成功者のアイコンか
第2章 ふつうの幸せとは何か
第3章 努力は楽しいか苦しいか
第4章 仕事で幸せは得られるか
第5章 女と結婚と幸せ
第6章 教育と政治で幸せはもたらせるか

◆著者の履歴 氏名(ふりがな)


勝間和代[カツマカズヨ]
1968年、東京生まれ。経済評論家、公認会計士。早稲田大学
ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。当時史上最年少
の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤
務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経
て独立。現在、株式会社「監査と分析」代表取締役、内閣府男女
共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授。少子化
問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した
個人の生産性向上など、幅広い分野で発言している。

香山リカ[カヤマリカ]
1960年、北海道生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部映
像身体学科教授。東京医科大学医学部卒業。豊富な臨床経験を活
かし、現代人の心の問題のほか、社会批評、文化批評、書評など
幅広いジャンルで活躍し、現代人の“心の病”について洞察を続
けている。専門は精神病理学だが、サブカルチャーにも関心が高
い。

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【所感などなど】
◆まずは350分もの対談をされたお二人にお疲れ様でした、
 と申し上げたいワタクシ。

ところどころでお二人の意見が噛み合いそうな気配(?)
がすることもあったのですが、結局「交わることなく
終わった」と言いますかw

この対談とは別に、冒頭でも触れたテレビ番組では
「一触即発(?)」的雰囲気があったようなのですが、
少なくとも本書でのお二人は感情的になることなることは
ありませんでした。

とはいえ、お互い主張を曲げることもなかったのですがw


◆最終的には、タイトルにもある「幸福」がキーポイント
 なのだと思います。

何を得られれば、自分が「幸せ」なのか。

その対象が異なれば、必然的に、「それを得るにはどう
したらいいのか(どうするべきか)」も異なってしかる
べきかと。

私なんて、「人は人、自分は自分」ってタイプなので、
ぶっちゃけ、「何でお互い反目しあう相手に自説を主張
しているのか」がよく分からず……って、そういう本
だからですよね、分かりますw


◆私が思うに、香山さんが本書で主張している点は
 大まかに言って2つあって、1つは勝間さん(のような
 成功者)を目指して努力しすぎた結果、うつ病ないし
 はそれに近い状態になってしまう人がいること。

もう1つは、勝間さんの主張によれば否定されてしまう
ような「空費」「浪費」が生きがいのような人も世の中
には存在していることを勝間さんに理解して欲しいこと。

・・・・



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 06:00| 愛知 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 人生論・教訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。読書ブログ屋と申します。どうかよろしくお願いします。
ランキングから参りました。

私は勝間和代氏と香山リカ氏の両者の本を読んだことがあるので、かっちゃん2.0@名古屋さんの記事を読んで本書に興味を持ちました。

同じテーマの本でも著者が「成功者」であるか「学者」であるかで意見が違いますよね。
著名な2人が討論するなんて実に興味深い本です。 

応援ポチ!
Posted by 読書ブログ屋 at 2010年09月20日 23:01
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