2011年10月30日

【書評】中国バブル崩壊近しか?『【中国版】サブプライム・ローンの恐怖』石平

◆【中国版】サブプライム・ローンの恐怖


◆中国バブルがついにはじけるか!



中国の先行き不透明さが、増してきています。
なんと、北京だけでも売れ残り不動産が12兆円規模!

一方でインフレ抑制、他方でGDPの3割の債務を発行!

金余りなのに、インフレは押さえないといけない。

このブレーキとアクセルのバランスを調整することが、
相当難しい状況となっているようです。

その結果、昨年は、平均5日に一回、中国全土のどこかで
暴動や騒乱が起きており、それが増加傾向にあるとのこと。

「これからは中国だ!」と進出を焦っている方々は、
本書を読んで、中国経済の実態を理解した方が良さそうです。

中国では、政治的発言は政府の圧力を受けますが、
経済問題については、自由に分析、公表できるようです。

本書では、中国出身の著者ならではの情報網を駆使して、
複雑極まりない中国経済の鋭い分析を随所で解説しています。

世界経済が不透明さを増す中、中国だけは大丈夫だろう
という予想は通用しないようですよ!


◆本日のオススメ!


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北京だけでも売れ残り不動産12兆円。
インフレ抑制も限界!
2012年、ついにバブル崩壊。

2011年、中国政府は毎月のように金融引き締めを実施しているが、
インフレが収まる気配はない。

一方で、雇用者数の8割を占める中小企業が金利上昇により銀行から
融資を受けられず、倒産ラッシュが勃発。

金融引き締めの手綱を緩めれば食料価格が跳ね上がり、
中国全土で暴動が勃発するため、中国政府はもはや手立てがない状態だ。

リーマン・ショック後に約48兆円(4兆元)の財政出動をし、
壊滅的な先進国の輸出を支えた中国は、その副作用でまさに自爆寸前。

中国が内包する矛盾だらけの経済の実態を暴く。



◆目次メモ


序章 中国バブルの崩壊は目前に迫っている!
第1章 ジャブジャブ刷ったカネで溺死寸前
第2章 本当はリーマン・ショック前から悪化していた中国経済
第3章 中国不動産バブルはここまで悪化している!
第4章 インフレで死ぬか、バブル崩壊で死ぬか
第5章 民衆による暴動が止まらない
第6章 軍事大国の脅威と恐ろしさ
終章 革命前夜―暴走時代の幕開け

◆著者の履歴 石 平[セキヘイ]


中国問題評論家。1962年、中国四川省成都に生まれる。
北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。
95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に日本国籍
に帰化。08年より拓殖大学客員教授に就任。中国や日中関係の問題に
ついて精力的にテレビ出演、講演、執筆活動を展開する。

◆著者の『公式ブログ』はコチラ


>> 誰よりも中国を知る男 石平(せきへい)の公式サイト【seki-hei.com】 

◆パワーブロガーの『書評』はコチラ


>> 『【中国版】サブプライム・ローンの恐怖』石平・著 Vol.2632

長い間、高い経済成長を続け、GDPでも日本を抜いて
世界2位になった絶好調の中国経済。

本日ご紹介する一冊は、そんな中国のバブル崩壊を予言した、
じつに恐ろしいレポートです。

著者は、拓殖大学客員教授で、
中国問題評論家として知られる石平さん。

本書では、中国経済を牽引してきた「2台の馬車」、
すなわち「対外輸出」と「固定資産投資」について、
その問題点を指摘し、高まる中国のインフレ懸念にズバリ
切り込んでいます。

対外輸出の競争力を高めるため、人為的に抑えられた賃金と、
それゆえに伸び悩む内需。さらに、過度な在庫を抱え、
およそ8割が投機目的とも言われる不動産バブル…。

これだけでも恐ろしいことですが、「中国の松下」と
呼ばれる最大の電器メーカー、ハイアール公司までが、
「大事な資金をはたいて不動産開発業に参与」していた
と知って、驚きました。

日本の商社が中国に投資していることも考えると、
万が一バブルが崩壊した時には、その影響は甚大なもの
になりそうです。

さらに心配なのは、過剰なマネーサプライと、中国政府
がわかっていてもインフレを抑えられていない、という事実。

・・・・



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・経済・会計・人事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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