2011年12月16日

【書評】最初から何もかもがうまくいく人なんていない!『人生で本当に大切なこと』壁にぶつかっている君たちへ 王 貞治 岡田 武史

◆人生で本当に大切なこと


◆悔しさこそがバネだった!



両人ともに、日本代表の監督を務め、結果を残している。
一見、華やかに見える二人だが、その本音の対談を収録。

TVのインタビューでは見れない、本当の気持ちや、
日々考えていることを、このレベルに到達した人どうし
という関係からか、お互いに素直に語られている。

言えることは、両者ともに、最初からうまくできていた
訳ではなく、諦めずにやってきて、ようやく今日の状態
にたどり着いたということ。

「はじめに」で王さんは、次のように語られています。

でも、岡田さんや僕だって、最初から何もかもがうまく
いっていたわけではありません。受験に失敗したり、試合
に結果が出なかったり、プレッシャーに押しつぶされそう
になったりしながら、それでも諦めずに前へ前へ進もうと
して、今日まできました。(P5)



では、どんな事を考えて、ここまできたのか?

その考えてきたことの中に、今の若い世代の人に対する、
「人生で本当に大切なこと」のヒントが隠されています。

読む人それぞれ、感じる部分や得る内容は異なると思い
ますが、励ましになったり元気が出るきっかけになるを
必ず見つけることができると思います。

具体的に書きだしてみると、


◆僕たちもこれまで、
  たくさんの「不安」や「悔しさ」を味わってきた(P29)

・若い頃は不安だらけが当たり前。自分の不安や悩みから
 目をそむけず、しっかり向き合おう。

・勝ち負けにこだわったり、負けて悔しがったりしないと、
 一流になれない。

・失敗や挫折を通して、自分なりの「引き出し」が増えていく。


◆どんな順調そうに見えても
  右肩上がりの人生なんてない(P39)

・浮き沈みのない人生はない。誰だってジグザグに進んでいく。

・スランプがあるのは、一段高いところへ飛びあがるため。
 前と同じところではなく、飛び上がる先を見ないとだめ。

・大きな「壁」は、誰にでもやってくるわけではない。
 チャンスだと思え。


◆プロの世界がとはどういうものか、
  教えてあげよう(P212)

・プロは常に結果が求められる。自分をギリギリまで
 追い込むと、「楽しむ」なんて言葉は出てこない。

・プロは練習後の体力回復まで含めてお金をもらって
 いるから、オフの過ごし方も仕事の一部。

・想像を絶するほどの厳しさを乗り越えてこそ、
 プロとしての達成感や満足感が得られる。



いかがでしょうか。
含蓄のある言葉が沢山出てきます。

野球やサッカーをやっている人はもちろん、
若者から経営者まで、
幅広い方々に読んでもらいたい一冊です。


◆本日のオススメ!


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最初から何もかもがうまくいく人なんていない。
失敗したり挫折したり、時に不安で眠れなくなったり…。

野球とサッカーで日本を代表する二人は、そんなときを
いかに乗り越えてきたのか。

「成長のためには怒りや悔しさを抑えるな」
「人生は『3歩進んで2歩下がる』の繰り返し」
「選択に迷ったら難しいほうを選べ」
「小さいことに手を抜くと運が逃げる」
「欠点には目をつぶり長所を伸ばせ」等々

プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏には、
共通する信念があった。

実は順風満帆に進んできたわけではない二人が、
人生の「試練」の意味を問う。



◆目次メモ


僕たちもこれまで、たくさんの「不安」や「悔しさ」を味わってきた
どんなに順調そうに見えても右肩上がりの人生なんてない
何を選んでいいかわからないときは、いちばん難しいものを選べ!
あれこれ悩むより、とにかく行動せよ!
夢中になると、すごいエネルギーがわいてくる
人生で成功するカギは「出会い」
「運」のいい人、「運」の悪い人って本当にいると思う?
「あそこが悪い」「ここを直せ」という大人は信用するな!
「身体」は一生裏切らない
人のせいには絶対しない
プロの世界とはどういうものか、教えてあげよう
どんな小さなことでも言い、若いうちからリーダーシップを学んでほしい

◆著者の履歴


王貞治

1940年東京都生まれ。早稲田実業学校から読売巨人軍に入団。
77年に世界記録となる通算756号本塁打を放ち、初の国民
栄誉賞を受賞。数々の記録を打ち立て、80年に現役引退。
巨人監督(84~88年)、ダイエー及びソフトバンク監督(95~2008年)
を務める。06年には第1回WBC日本代表監督として指揮を執り
優勝。現在は福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長。

岡田武史

1956年大阪府生まれ。サッカー日本代表前監督。早稲田大学
政治経済学部を卒業後、古河電気工業サッカー部(現ジェフ
ユナイテッド市原・千葉)に入団。98年仏W杯に初出場の日本
代表監督を務めた後、99~2001年コンサドーレ札幌監督、
03~06年横浜F・マリノス監督を歴任。10年南アW杯で再び日本
代表監督を務め、ベスト16進出を果たす。

◆パワーブロガーの『書評』はコチラ


>> 【勝負師対談】『人生で本当に大切なこと』王 貞治,岡田武史|マインドマップ的読書感想文

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「日本を率いて世界に挑戦」したことのある勝負師二人の対談本。

お馴染み、「世界の王」こと王貞治さんと、2回もサッカーW杯で日本代表の監督を務めた岡田武史さんが、若い世代の方に向けて熱く語ります。

・・・・

【感想】

◆冒頭で書いたようにお二人とも日本代表を率いて、世界の舞台で戦った経験があるだけに、お話にも説得力がありました。

一見穏やかそうに見えますが、実は二人とも情熱的。

記憶にないのですが、王さんは現役時代、大事な試合で凡退等すると、バットを思い切りグラウンドに投げつけたりしたのだそう。

岡田さんも、監督時代の記者会見では、ずいぶん記者とケンカしたとのこと。

本気でやっている分、悔しがったり怒ったりされたのだと思います。

・・・・



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生論・教訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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