2011年12月26日

【書評】何が勝敗を分かつのか?『勝負哲学』 岡田武史×羽生善治

◆勝負哲学


◆「勝負どころ」で持てる力を全て発揮する!



「一流」の人は考えていることや見えていることが違うのでは?

本書は、誰が聞いても、これはスゴイ人でしょうと思われる二人
の対談の形で構成されています。

その二人とは、サッカーの岡田武史さんと将棋の羽生善治さん。

お互いに勝負の世界は異なっていても、その世界で高みを極め
た方であり、その次元でしか感じることができない感覚がある
のでは?

本書は、まさに両者が感じている感覚に重なる部分が多数あり、
共鳴しながら、自分の感覚を相手の別の言葉に置き換える作業
が随所に見られます。

勝負哲学、決断力、勝負勘、そして各々の研ぎ澄まされた世界!

そこに上り詰めた人しか見えない勝負の世界かもしれませんが、
一般のビジネスパーソンや競技に参加している人にとっても、
勝負の世界に関する有益な情報が役に立つのではないでしょうか。

それにしても、お二人ともに、自分以外の世界の一流の方々の
ことを勉強されていますね! サスガ!


じつは妄想の中では、ベスト4までの筋書きがしゃんと描かれて
いたんですよ。(岡田)


おもしろいのは、将棋には、後でミスしたほうが不利になると
いう法則があることです。(羽生9


実際には、勝負にを分ける要因の八割方は、もっと小さなこと
なんですよ。(岡田)


リスクテイクをためらったり、怖がったりしていると、
ちょっとずつですが、確実に弱くなっていってしまうのですね。
(羽生)


決断というのは足し算ではないですね。逆ですね。
余分なものをそぎ落とす作業ですね。(岡田)


絶対絶命のときとか大ピンチというときには、
人間は意外に正しい判断をするものだからです。(羽生)


結論を出す瀬戸際までは、論理をできるだけ精密に積み重ねる
けれども、最後の一片を埋める決断はカンで下します。
(岡田)


大局中、あまり深く集中したために、
「これ以上集中すると、もう元に戻れないんじゃないか」
という恐怖感に襲われたことがあります。(羽生)


あなたも、自分のお気に入りの言葉を見つけてください!


◆本日のオススメ!


勝負哲学
勝負哲学岡田武史 羽生善治

サンマーク出版 2011-10-05



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熾烈な勝負の世界で勝つこと、そして勝ち続けること。

身を斬り、骨を削るような厳しさにさらされながら、
勝負の綾や不条理、怖さを知り尽くしても
なお勝負に挑みつづける勝負師たち。

彼らが見ている世界、そして戦いに挑む流儀とはどんなものか。

日本のサッカーを世界のベスト16まで導いたサッカー界きっての
勝負師・岡田武史氏と、稀代の天才棋士と呼ばれる羽生善治氏。

サッカーと将棋、それぞれの戦いにおける、勝負勘の研ぎ澄ませ方、
勝負どころでの集中力の高め方、そしてメンタルの鍛え方
――それらをぶつけ合っていただいた熱戦対論。

勝負の世界にのめりこみ、そこで勝ち抜く一流の勝負師たちの話は読み応え十分。

でも、そもそも勝負哲学は一流の勝負師たちだけのものではないはず。

勝負の世界に身を置く方だけでなく、一般ビジネスマンや主婦、
学生など、誰しもにとって訪れる「ここが勝負どころ!」において
ヒントとなる珠玉の言葉が満載です。

あの名場面の舞台裏の話も交え、大いに盛り上がった対談。
臨場感そのままにお届けします。


指し手が震えたあの場面の真相は?
巨大な重圧の底で目覚めたものは?
できれば勝負したくない相手とは?
ロッカールームで必ず選手に言っていたことは?

何が勝敗を分かつのか。

何が技を磨き、精神を高めるのか。

勝負の世界の怖さを知り尽くした二人の男が、
勝負への執念と気構え、
そして名場面の舞台裏を語り尽くす。



◆目次メモ


1章 勝負勘を研ぎ澄ます

 論理を超えるもの、直感を支えるもの
  ・データなしでは勝てない、データだけでも勝てない
  ・W杯直前のシステム変更を決断させたひらめき
  ・努力の積み重ねが直感力を発達させる
  ・勝負の中の「偶然性」にどう対応するか
  ・直感を信用するために必要なこと

 勝負どころを読む力
  ・危険とき、苦しいときこそ勝負どき
  ・小さなミスほど試合の流れを大きく変える
  ・「じっとがまん」が状況を好転させる
  ・相手に「手を渡す」ことで勝機をつかむ
  ・相手の長所を消しながら自分の強みを出せ

 全体を客観視できる「広い目」をもて
  ・戦況を第三者の視点でながめる中立の目
  ・トップアスリートに必要な「広い集中力」

2章 何が勝者と敗者を分けるのか

 リスクテイクをためらうな
  ・選手の自主性と組織の一体感が両立した理想のチーム
  ・リスクから逃げるたびに、少しずつ、確実に弱くなる
  ・「死ぬまで勉強、一生チャレンジ」を体現していた老棋士
  ・新しさに敏感でないと最前線では競えない
  ・守るべきものと変えるべきのものとのさじ加減

 打たれ強さを養う
  ・重力でありながら揚力でもあるプレッシャー
  ・開き直りでしか背負えない「重圧」の底で目覚めたもの
  ・可能性に比例してプレッシャーも高まる
  ・「勝てるメンタル」に何が必要か
  ・心おきなく戦うために「ふつうの時間」を担保せよ

 「勝てる人間」を育てる
  ・選択肢が多すぎる時代に「野生」の復権を
  ・「気づかせる」指導が選手の自主性を引き出した
  ・「絶対に譲れない一線」で本木が伝わる

3章 理想の勝利を追い求めて

 集中力の深度を増す
  ・棋士の集中力の密度は並はずれて高いか
  ・「深い集中」と「力まない集中」のふたつがある
  ・集中力の深海に交錯する狂気と玲瓏の世界
  ・チーム全体が「ゾーン」に入った稀有の体験

 闘争心を制御せよ
  ・執着心のわずかな不足につながった
  ・「制御された闘争心」こそが勝利に不可欠
  ・勝ち負けより「勝負のもつ深み」に出会いたい
  ・スポーツとしてのチェス、文化としての将棋
  ・大震災の悲劇の底から変化の火種を取り出そう
  ・すべての不確かな世界の中で頼れるものは何か

 戦いに美学を求める
  ・隙のない戦い方が生みだす美しさ
  ・ずるがしこい戦い方は日本人の美学にそぐわない
  ・「負け」の中からこそ潤沢な教訓を拾い上げられる

◆著者の履歴


岡田武史[オカダタケシ]
サッカー日本代表前監督。1956年大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、古河電工サッカー部(現ジェフユナイテッド市原・千葉)に入団。日本代表としても活躍する。1990年現役引退後、コーチ就任。その後、ドイツへのコーチ留学、ジェフユナイテッド市原のコーチを経て1994年日本代表コーチとなる。1997年日本代表監督に就任、ワールドカップフランス大会の日本代表監督を務める。コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスで監督を歴任。

羽生善治[ハブヨシハル]
将棋棋士。1970年埼玉県生まれ。6歳で将棋を覚え、小学6年生で二上達也九段に師事し、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。奨励会の6級から三段までを3年間でスピード通過。中学3年生で四段に昇段、プロ棋士となる。1989年19歳で初タイトルの竜王位を獲得後、破竹の勢いでタイトル戦を勝ち抜き、1994年九段に昇段。1996年には王将位を獲得し、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王と合わせて「七大タイトル」すべてを独占、史上初の七冠達成として、日本中の話題となる。


◆パワーブロガーの『書評』はコチラ


>> 勝負哲学@岡田武史・羽生善治|「継続は力なり」を実践している書評


サッカー日本代表サッカー 日本前監督の岡田武史さんと
史上最強棋士王将といっていいでしょうか、羽生善治さんの
対談を収めたこの一冊本
競争社会を生き抜く走る人ために、どうして必要な勝負の世界に
いきる男たちの、その生き様を垣間見る目ことができる内容かと思いました

その重圧は、想像もできないものだった

プレッシャー!!に
押しつぶされそうになったことってないですか
私もすこぶる弱いもので、逃げ出したくなるような
そんな経験を何度もしてきたように感じます
ただ、この本に書かれてメモいる内容からしてみると
たいしたこと無いんじゃないかなぁって思っちゃったりもして
勝負師とは、スゴイもんだなぁと純粋に感じます

・・・・



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生論・教訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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