2012年03月16日

【書評】坂の上の雲の次は?『坂の上の坂』 藤原和博

◆坂の上の坂



◆55歳までにやっておきたい55のこと!


司馬遼太郎さんの名作「坂の上の雲」の時代。
人々の視線の先にはロマンがあり、夢がありました。

そして、目の前の坂の上には、見上げる「雲」がありました。
平均寿命が今の半分の時代。雲を眺めたまま走り続けていたら、
余計なことを考える必要もなく、死を迎えることができました。

ところが、現代は平均寿命が延び、60歳でリタイヤしても、その後に
20年、30年もの生活が残っています。

とすると、坂の上にあるのは「坂の上の雲」ではなく、次の新たなる
「坂」と考えた方が良さそうです。

30年間というと、50歳の人にとって、社会人になってからと同じ
くらいの期間が、その先にあることになります。

なんとかなるだろう、ではすまない、長い長い「坂の上の坂」が待って
いるのです。

著者の藤原氏は、リクルートに入社、三十代半ばで営業本部長に就任。
その後、40歳で退職してヨーロッパへ。
さらに、47歳で、東京都杉並区立和田中学校の校長を5年務める。
といった、一般のダラリーマンとは少し異なる道を歩んだ方です。

でも、55歳になった今、普通の多くの方と同じように「坂の上の坂」問題
に直面されているそうです。

これからの人生を少しでも楽しんで、悔いなく過ごすために、今考えない
といけないことがたくさんあることに気付いた。

この「坂」の存在にいち早く気が付いて準備を始め、50代から「上り坂」
を歩む人と、残念ながら、ひたすら「下り坂」を歩む人に大きく2分され
てしまう。

極端に言うと、「上り調子になる人」になるのか、「落ち目」を迎え、空
しい時間を過ごし、寂しく死んでいくのか、のどちら側になるかです。

本書は、藤原氏の経験談をベースとしながら、上り調子に坂を上り、これ
からの時代にふさわしい人生を歩むために何を準備すれば良いのかを一緒
に考えるための本です。

いままでの延長線とは異なる時代を生き抜くために読んでおきたい本です。

参考になるキーワードは「成熟社会」。
個々人が多様な価値観を持ち、それぞれの生き方を追い求める社会です。

そして、その成熟社会のお手本は、ヨーローッパの社会にあります。

「何よりも生きることを楽しみ、日常の平凡さから抜け出る知恵です」

40代後半以降の方々へオススメの一冊です。



◆本日のオススメ!



◆アマゾンの内容紹介から ↓

年金、雇用、医療、災害…国も会社もあてにならないこの時代、
50代からの30〜40年をどう過ごすのか?

あなたの人生の後半戦、この一冊が分かれ道。
仕事、住まい、お金、パートナー…。

前時代的な価値観の呪縛を脱ぎ捨て、今こそ真の豊かさに舵を切れ。

司馬遼太郎の名著『坂の上の雲』の舞台となった明治維新直後の日本は、
平均寿命が今の約半分でした。

一仕事終えた後は自然に枯れていき、隠居生活の後に奇麗に死ぬことが
できました。

でも、多くの人が80代まで生き延びる現代では、仕事をひとやま超えた
からといって、余生を慣性だけで生きるのは無理があります。

いまや50代から70代くらいまでの30年間は、単純な「老後」ではなくな
りました。坂の上にあるのは「雲」ではなく、「坂の上の坂」なのです。

この事実を、いったいどれほどの人が本当に理解して人生設計している
でしょうか? 

この本では、上り調子に坂を上る人生を歩むために50代までに何を準備
しておけばいいのか、本当に必要なことを提案します。



◆目次メモ


第1章 世の中を信じる
第2章 幸せは自分の中にある
第3章 “いい子”は、もうやめる
第4章 会社を利用し尽くす
第5章 消費の作法
第6章 コミュニティをシフトする
第7章 パートナーと向き合う
第8章 死とお金を考える
第9章 本当に必要な備えをする

◆著者の履歴 氏名(ふりがな)


藤原和博[フジハラカズヒロ]
1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。
1996年同社フェローとなる。
2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校
校長を務める。
2008年、当時の橋下大阪府知事の特別顧問に。

◆著者の 『公式ブログ』 はコチラ


>> 藤原和博の[よのなかnet]


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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生論・教訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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