2012年08月26日

【書評】身に付けよう、ネット護身術!『ソーシャルリスク』小林直樹

◆ソーシャルリスク


◆ネットで炎上を起こさないための処方箋!


先著 『ソーシャルメディア炎上事件簿』 の続編です。
先回は「炎上案件」に焦点を当てた内容でしたが、
今回は「では、どうしたら良いのか?」という解決策に
重点を置いた内容となっています。

内容は、日経BP社の「日経デジタルマーケティング」の定例コーナー、
「失敗に学ぶ」がベースとなっていますので、どれも架空の話しではなく、
実際に起きた問題を取り上げ、どうすべきなのかを教えてくれます。

まずは、企業の広報、危機管理に携わる方には、必読の書と感じました。

では、一般個人や社員の方は関係ないかというとそんなことはありません。
ツイッターやフェースブックでの不用意や発言が炎上し、個人や所属先
が特定され、後戻りできない状況になる危険性が存在します。

では、どうしたらよいのか?

本書では、企業のソーシャルメディア担当者向けに13個、
一般個人の利用者向けに18個、計31個のソーシャルメディアの
ルール(ガイドライン)が提示されています。

加えて、なぜこの「掟」(ガイドライン)を守る必要があるのか、
守らないとどんな危険が潜んでいるのかを、
実際の炎上トラブルを交えてわかりやすく解説しています。

さらに、それでもトラブルが起きてしまった場合の対応が、
Q&A形式でまとめられています。

会社内で注意を呼び掛けるだけの対策や研修では、今や不十分。
他人事ではなく、自分自身を守るためという認識が必要です。

企業がデジタルやメディアを活用して、積極的に「攻め」るためにも、
同時に、「守る」ためのリスク対策を固めておく必要があります。
最低限、企業は、ルールの設定と社員への徹底が必須です!

ご参考に、個人向けのルールをいくつか紹介します。

 ・失言を防ぐために、例えば「飲んだらつぶやくな!」
 ・居合わせた他人の勝手な撮影や発言内容の公開、それはマナー違反
 ・家族が相手でも、仕事の守秘義務は守ろう
 ・ツイッター鍵付き(非公開モード)でも投稿画像も非公開とは限らない
 ・勤務先で不祥事発生、勝手に反論すれば自分が傷つく、会社も傷つく
 ・盗撮してさらせば、ブーメランになって返ってくる
 ・「・・・なう!」むやみな位置情報の公開は慎重に
 ・就業時間中の私的投稿、実はその私語、外から丸見えです

みなさんも、くれぐれも、ご注意の程!

◆本日のオススメ!


ソーシャルリスク
ソーシャルリスク小林直樹 日経デジタルマーケティング

日経BP社 2012-06-25



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◆アマゾンの内容紹介から ↓

Twitterなどソーシャルメディアの炎上トラブルから、
会社、そして自分を守りたい方、必読の書!

過去の炎上事例を実社名で紹介しながら、社員向け教育研修
でそのまま使える「31のルール」を徹底解説する。

ソーシャルメディア・ルール(ガイドライン)の
サンプル(12カ条)も収録した。

炎上など「ソーシャルリスク」を知らずして、
攻めのソーシャルメディア活用はもはや不可能。

企業のマーケティング、広報、総務・危機管理、人事部門は
もちろんのこと、従業員としての“ネット護身術"として
知っておきたいソーシャルメディアのルールブック!



◆目次メモ


第1章 まず、先進企業に学ぶ
第2章 ソーシャルメディア・ルール―企業編知っておきたい13項目
 暴走ツイート防ぐには「現場丸投げ」「管理者不在」の回避を
 「炎上マーケティング」に際立った成功例なし
 いつしか忍び寄る「やらせ」支援会社、バレた時のリスクが高すぎる
 「ウチの会社は大丈夫」、でも取引先がやらせに手を染める恐れあり ほか
第3章 Q&Aで理解するソーシャルリスク
 「炎上」が起こりやすい業界というのはホントにある?
 興味はあるが炎上が怖い、そんな会社は手を出さないのが得策?
 おわび文をWebに公開したい、よい例、悪い例を実例っで教えて
 有事のための「シャドーサイト」って何? ほか
第4章 ソーシャルメディア・ルール―個人編知らないと損する18項目
 後を絶たない顧客情報の漏洩・悪用、他人事では決してない
 来店した有名人の陰口投稿、本人気付かなくともファンが見張り
 悪ノリ・悪ふざけ投稿は、想定外の騒動に発展へ
 ソーシャルメディアはケンカする場所にあらず ほか
理解度チェックテスト
 自社商品について勘違いしている投稿を発見。あなたならどうする?
 飲み会に出席、後日「また、飲みに行こう」と伝える適切な方法は?
 4つの場面でのソーシャルメディアの正しい使い方?

◆著者の履歴 小林/直樹[コバヤシナオキ]


早稲田大学政治経済学部卒業後、1994年日経BP社入社。
「日経ネットナビ」「日経ビジネスアソシエ」の創刊、編集などを経て、
2007年「日経ネットマーケティング」(現・日経デジタルマーケティング)
創刊に参画、現在、同誌記者。

◆日経の『公式ブログ』はコチラ


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「実名登録」を原則とする「フェイスブック」が大人気を博している。
世界で9億人、日本での利用者も1000万人を突破したという。
ただ、気をつけなければならないのは、安心感と裏腹にある負の側面。
プライバシーの流出やサイバー犯罪をはじめとした被害が広がり、海外では、
殺人事件にまで至った例もあるという。

日本IBMの「シニア セキュリティー アナリスト」で、経済産業省、警察庁等
の設置した機関の構成員も務めるセキュリティーの第一人者が、安心して使う
ための実践的なノウハウを伝授する。

では、また。




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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 15:10| Comment(1) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、「フェイスブックが危ない」の著者の守屋です。本をブログでご紹介して頂き誠にありがとうございました。
Posted by 守屋英一 at 2012年08月26日 20:48
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