2012年09月01日

【書評】仕事を変えるな、自分を変えろ!『僕はこうして、苦しい働き方から抜け出した。 』小倉広

◆僕はこうして、苦しい働き方から抜け出した。


◆「今いる場所」で輝くシンプルな方法!


著者は、元リクルート社で働いていた頃、30歳の若さで部下を持つ
課長に抜擢されたそうです。プレーヤーとしては部門トップの業績!

しかし、チームマネジメントに失敗。
メンバーから総スカンを食らい、ウツ病をわずらい、管理職辞退へ。

 はじめは人のせいにして、周りを責める。
 次に、自らの行動を後悔し、自分を責める。
 このお決まりの行動パターンは、
 何も僕だけに限ったことではないようです。 (プロローグより)

こうした経験の中から、「働き方」「生き方」を見つめ直し、
今や、自らの失敗体験をベースとしたリーダーシップ開発の
コンサルティング会社を経営されるまでに。

「苦しい働き方」から抜け出すためには、まず間違った考え方を
見直すことが必要です。問題の原因が自分にあると考え、自分を
変えることで問題を変えようとするアプローチです。

しかし、過去の自分をほじくり返して、うじうじと「責める」という
タイプの「自責」ではありません。これでは何も解決しないからです。
ただ、苦しくなるだけです。

そうではなくて、未来だけを見て、今からできることだけに120%全力
投球すること。未来に対して「責任」をとり続けることこすが、本当
の意味で「自責」なのです。

『自責は過去ではなく、未来へと向かう』

著者がこの考え方にたどり着いたには40歳を少し過ぎた頃だそうです。
その核となる考え方が、次の言葉です。

 学ばない者は人のせいにする。
 学びつつある者は自分のせいにする。
 学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。

 自責は過去ではなく、未来へと向かう。 (プロローグより)

この言葉は、サッカーの三浦知良氏の言葉だそうです。
この言葉の中に「苦しい働き方」から抜け出すための大きな
ヒントがあり、本書ではその意味を20の言葉と事例で解説
しています。

いろいろな方の奥深い言葉が、随所で紹介されていますので、
これらを読むだけでも役にたち、生きる力をもらえる感じです。

例えば、かつての上司が紹介された言葉です。

 辛いことが多いのは、感謝を知らないからだ。
 苦しいことが多いのは、自分に甘えがあるからだ。
 悲しいことが多いのは、自分のことしか分からないからだ。
 心配することが多いのは、今を懸命に生きていないからだ。
 行き詰まりやすいのは、自分が裸になれないからだ。

これは、石川洋氏の5つの自戒の言葉だそうです。

石川洋の名言 http://www.earth-words.net/human/isikawa-you.html

今の苦しい働き方から抜け出したい20代、30代の方々や、
人生の名言に触れたい方々にオススメの一冊です!

◆本日のオススメ!


僕はこうして、苦しい働き方から抜け出した。
僕はこうして、苦しい働き方から抜け出した。小倉広

WAVE出版 2012-07-24



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◆アマゾンの内容紹介から ↓

ひとを責めない。自分も責めない。「今できること」に責任をもつ。
そして、「今」に全力を尽くす。それが、苦しさから抜け出す方法です。

「怒り」「焦り」「不安」などの「負の感情」感情を静め、
それらが生じたときに心を静めて、冷静になり適切な対応ができるようになる本!

働いていれば、怒り、焦り、不安などの「負の感情」にさいなまれることは避けられない。
それにとらわれることで、「集中力をなくす」「信頼関係を失う」など仕事に大きなマイナスを生み出す。
それがさらに「負の感情」を増幅して…、という負の循環に陥ってしまう。
そこで大切なのは、「負の感情」が生じたときに心を静めて、冷静になって状況に適切に対応する精神状態を取り戻すことができる。

本書では、「怒り」「焦り」「不安」などの感情ごとに、その気持ちを静めるために有効な言葉を提示するもの。それぞれに、著者の実体験を紹介しながら、その言葉をどのように用いて心を静めていくかを解説する。




◆目次メモ


第1章 悩まない働き方

【言葉1】希望する仕事に就けないとき
目の前の"鉛"を掘りなさい。

 転職したら、苦しさから抜け出せる?
 "一流のコピー取り"になってみろ
 「頼まれごと」は「試されごと」
 無駄な経験など何ひとつない――目の前の仕事に全力を尽くす

【言葉2】思い悩んで、手が止まってしまったとき
考え込むのは、暇な証拠。

 仕事がうまくいかないのは会社のせい?
 心配することが多いのは、今を懸命に生きていないから
 心のなかを「今」だけで満たす

【言葉3】「自己嫌悪」で苦しいとき
ダメな自分でいいじゃないか。

 ずたずたになったプライド
 理想の"自分"と実際の「自分」がずれている
 「できる自分」を演出するな

【言葉4】いつまでもクヨクヨしてしまうとき
よくなろうと悩んでいる。
それだけで尊い。

 誰にも会いたくないほどに落ち込んでいた
 「悩んでいる自分」に価値がある
 「このままでいい」と思えるから、頑張れる

第2章 戦わない働き方

【言葉5】仕事がうまくいかないとき
観葉植物に水をやらない人が、
お客様を大切にできるわけがない。

 忙しすぎて、すり減った心
 荒れた部屋が「自分の姿」
 親を大切にできない人は、お客様を大切にできない
 先義後利とマネー・フォローズ

【言葉6】相手に怒りを感じたとき
過去と他人を変えることはできない。
未来と自分を変えることはできる。

 「ダメだし」したくなる相手
 「正しい」と思ってるのが、間違いのもと
 「ロシアの地図」と「日本の地図」のどっちが正しい?
 「自分が変わるからお前も変われ」はただの取引

【言葉7】誰かに傷つけられたとき
誰かを傷つけ、
それが戻ってきただけのこと。

 怒りを乗り越える方法
 「自分も同じ過ちをした」と考える
 「立派な人間」でなくていい

【言葉8】納得できないクレームを受けたとき
暗闇を恐れるな。
ただ、一灯を掲げて歩め。

 僕の対応を一方的に全否定された
 単なる「ポジティブ思考」では乗り切れない
 信念を胸に淡々と歩む

第3章 こだわらない働き方

【言葉9】頑張ってるのに報われないとき
豊かだから与えるのではない。
与えるから豊かになるのだ。

 余裕のある人が羨ましい
 富を増やす唯一の方法
 余計な心配はせず、与えればいい

【言葉10】恩を仇で返されたとき
かけた情けは水に流し、
受けた恩を石に刻む。

 「恩知らず」に対するイライラ
 「してあげたのに……」は狭量の証拠
 恩を石に刻めば、心が晴れていく

【言葉11】誰かに迷惑をかけられたとき
これで「ご恩返し」ができる。
 早朝4時のどぶさらい

 人間は都合のいいことしか覚えていない
 「これも恩返し」と思えば、心が軽くなる

第4章 負けない働き方

【言葉12】高いカベにぶつかったとき
一隅を照らすもので僕はありたい。
僕の受け持つ一隅が、
どんなに小さいみじめな一隅でも。

 あきらめたら、楽になれるのか?
 奇跡は、たった一人から始まる
 誰から認められなくてもいい
 どんなにみじめでも、それは気高い

【言葉13】挫折してばかりのとき
失敗したら、
何度でも、何十回でもやり直せばいい。

 決めたことが続かない……
 「いっそ、やめてしまえ」と思い切らない
 「第三の道」を行く――強制しない、妥協しない

【言葉14】職場で孤立していると感じたとき
両親が注いでくれた、
無条件の愛情を思い出す。

 「孤独」を感じると、より「孤独」になる
 僕はこうして、深い孤独が癒された
 「心の安全基地」は誰でももっている

第5章 道を拓く働き方

【言葉15】悪いことばかりが続くとき
悪いことをなくそうとすると、
いいことも起きなくなる。

 成功したければ失敗を増やせ
 幸も不幸も「順番が来た」だけのこと
 幸運は、自ら手放すのがいい
 
【言葉16】置かれた環境が耐えがたいとき
足りないことを嘆くのではなく、
今あるもののありがたさを見る。

 こんな目にあっても、感謝しなければならないのか?
 「陽のあたる場所」を見る
 楽観主義は意思である

【言葉17】「もうダメだ」と絶望しそうなとき
明けない夜はない。
夜明け前がいちばん暗い。

 未来を悲観し、絶望していた日々
 明けない夜はない
 無理やりにでも希望を捨てない

第6章 「志」に出合う働き方

【言葉18】自分の生き方に違和感を感じたとき
親への感謝に気づいたとき、
初めて人は人生に気づき始める。

 なぜ、自分のふるまいが受け入れられないのか?
 母に対する「申し訳なさ」
 謝ったとき、はじめて「感謝」に気づく
 
【言葉19】「過去の自分」が許せないとき
ご恩は当人に返さなくていい。
社会に返せばいいのです。

 「なぜ、あんなことをしてしまったのだろう……」
 お世話になった叔父が危篤に
 叔父の涙
 違う人を助けてあげればいい

【言葉20】心が空しいとき
神様が与えた宿題は何か。

 突き付けられた「集団辞職」の現実
 問題から逃げても、神様は同じ問題を出し続ける
 問題に向き合ったとき「志」が見つかる

エピローグ 「自分なんて、たいしたことない」と笑えたとき、
人生は変わる
 突き付けられた「集団辞職」の現実
 問題から逃げても、神様は同じ問題を出し続ける
 問題に向き合ったとき「志」が見つかる

◆著者の履歴 小倉広[オグラヒロシ]


1965年新潟県生まれ。(株)フェイスホールディングス代表取締役社長。
青山学院大学経済学部卒業後、(株)リクルート入社。
営業部、企画室、編集部などを経て、1995年、組織人事コンサルティング室課長に就任。
その実績が認められ、30歳にして課長に抜擢されるも、チームマネジメントに失敗。
鬱をわずらうなど、苦しい時期を過ごす。
2003年、(株)フェイスホールディングスの代表取締役に就任。
自らの失敗体験をベースに組み立てられたリーダーシップ開発と理念浸透に特化した
コンサルティング事業で頭角をあらわす。
『33歳からのルール』(明日香出版社)、『任せる技術』『やりきる技術』(日本経済新聞出版社)、
『自分でやった方が早い病』(星海社)、『折れない自分のつくり方』(フォレスト出版)など著作多数。
ともに、生き方や働き方を学び合う「小倉広『人間塾』」の塾長も務める。

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40代は、仕事、異動、家族、子育てなど、周囲にも振り回される
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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生論・教訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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