2013年01月20日

【書評】P&GのOBはなぜ他社でもトップになれるのか? 『P&G 一流の経営者を生み続ける理由』 リック・トックウィグニー , アンディ・ブッチャー

◆本日のオススメ!



◆会社を去る時、他の場所へ持っていける「自分の経験」がどれだけありますか!


日本人初の米P&G社ヴァイスプレジデント、和田浩子氏が監修。

P&G社は、2012年に創業175周年を迎えた世界の一流企業です。
日本市場参入を起点にすると40周年だそうです。

そのP&GのOBは、なぜ他社でもトップになれるのか?

ウォルマート、マクドナルド、マイクロソフト、GM、ディズニー、AOL…

この疑問に答えるべく、P&Gで学び、功績を残した後、
社外に新しいチャレンジを求め、特に米紙フォーチュン500社の
優良会社で、リーダーシップを発揮し成功し続けている人を取材。
日本語版にはその中から24名分を紹介しています。

「本書には、あなたの人生をまったく違うものにする贈り物が詰まっています」
――和田浩子(日本人初の米P&G社ヴァイスプレジデント)

これだけの人材を輩出しているP&G社ですが、なんとヘッドハント
されることはあっても、ヘッドハントで採用されることはないそうです。

つまり、人材教育をすべて社内で行なっていることになります。
優秀な新卒を選び、育て、世界中どこでも活躍できる人材に
育てることをゴールとしている。

その教育を受けた人は一様に、共通のDNAを持つようになるそうです。
それが「PVP」。
 P:パーパス(企業理念)
 V:コア・バリュー(価値観)
 P:プリンシプル(行動規範)


元社員の和田さんだけではなく、本書の中で登場する方々が同じような
表現で語っていますので、多分そういう文化があるのでしょう。

それにしても、さまざまな国籍の12万人以上の社員がいて、
その誰もが、この同じ同じ信念で動いていることに驚きを感じます。

「社員こそが、最も価値のある資産」(ジョン・スメール)

「ブランド、財産、建物を取り上げられても、社員さえいれば
 10年でビジネスを復興させることができる」
 (R.ヂュプリー)

施設や工場が無くなっても、社員さえ残れば再生できる!
それも短期間で、全員が自律的に動きことで、再生できる!

この証明は、1995年に日本で起きた阪神淡路大震災の時に、
創業停止になっ明石工場を一カ月で復旧させた実績が示しています。

本書には、詳細な方法論は記載されていませんが、各自が経験
したスケールの大きな成功体験が紹介されています。

P&Gの実態を知りたい方にオススメ!
「社員の能力」世界一の秘密がココに!

●徹底的に消費者本位
●常に最良を目指す
●業界の常識に挑戦する
●長い目で見て正しいことを行なう
●リーダーシップの3つの側面
●社員こそが、最も価値ある資産
●人は失敗から学ぶ
●誰かに責任転嫁をしてはいけない
●大企業の強みは弱みにもなる
●困難から逃げるな。それに向かって走れ
●市場の余白を探す
●初任給の金額は気にするな……

◆アマゾンの内容紹介から ↓

●会社を去るとき、他の場所にもっていける「自分の経験」がどれだけありますか?

P&Gについて書かれた書物はたくさんありますが、P&Gで学び功績を残した後、
社外の新しいチャレンジを求め、特に米誌フォーチュン500社の優良会社で
リーダーシップを発揮し成功し続けている人たちに取材をし、
出版する試みは初めてのことです。

会社を去る時、名刺や社章など、会社から貸与されたものは返却します。
しかし「自分の経験」はもっていけます。

その経験が明確で不動のコア・バリュー(価値観)とプリンシプル(行動規範)の上
に築かれたものであればあるほど、他の場所に行っても応用がききます。

本書で紹介されているストーリーには、現在リーダーである方、これからリーダーを
目指す方が、人生をまったく違うものにするための贈り物が詰まっています。
(和田浩子「監修にあたって」より)

ウォルマート、マクドナルド、マイクロソフト、GM、ディズニー…
P&GのOBは、なぜ他社でもトップになれるのか?
「フォーチュン500」に脈々と息づく、「P&GのDNA」を初公開。



◆目次メモ


1 業界No.1を維持し続けるリーダーシップ
2 コア・バリューを生かして能力を全開にする
3 コア・バリューとチームワーク
4 コア・バリューはビジョンを推進する
5 正しいことを行なう
6 人生を変える

◆著者の履歴


●監修 和田浩子
Office WaDa代表。
大阪外国語大学卒業後、1977年、P&Gサンホーム社(現P&Gジャパン)に入社。
アドバタイジング本部(現マーケティング本部)に配属され、
以来18年間マーケティングでキャリアを積む。
98年、日本人として初めて米P&G社のヴァイスプレジデント、
コーポレートニューベンチャー アジア担当となる。
2000年春にリタイアするまでの23年間、一貫して日本人のパイオニアとして活躍。
その後、ダイソン日本支社長、日本トイザらス代表取締役社長兼COOを歴任。
現在は、Office WaDa代表としてコンサルティングや講演を提供している。
『P&G式世界が欲しがる人材の育て方』など、著書多数。

●著者 リック・トックウィグニー
著述家。ラジオやネットのトーク番組の司会者も務める。
グリーティングカード制作会社のCEOでもある。
また、P&Gアラムナイ・ネットワークの出版・講演部門の事務局長を務めている。

アンディ・ブッチャー
ジャーナリスト。新聞記者や民間非営利組織のメディア担当責任者を経て、
現在、全国的な業界誌の編集に携わっている。

●翻訳 門田美鈴
翻訳家。フリーライター。
訳書に『単なる知り合いが顧客に変わる本』(小社)『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社)
『1分間意思決定』『カエルを食べてしまえ! 』(ダイヤモンド社)など、多数。

◆監修者 和田浩子の『公式ブログ』はコチラ


>> 和田浩子 Office WaDa


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◆合わせて読みたい本はコチラ


P&G式 世界が欲しがる人材の育て方 日本人初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた
P&G式 世界が欲しがる人材の育て方 日本人初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた和田浩子

ダイヤモンド社 2008-08-22



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卓抜したブランド戦略でMBAのケーススタディにしばしば登場する超優良グローバル企業P&G。その秘密はマーケティングスキルだけではなく、戦略的な人材育成にあった!
フォーチュン誌では「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング1位にも選ばれている。

日本人として初めて米国ヴァイスプレジデント(副社長)にまでなった和田浩子氏のキャリアは、P&G日本法人の秘書職に応募したところからスタートした。P&Gといえども当時は日本企業との合弁会社。女性社員は秘書か事務しかいなかったのだ。
「和田さん、お茶当番よ」と言われた新入社員時代。アメリカ本国の成功体験から抜け出せないCM制作やマーケティングプランで苦戦を強いられていたP&G日本法人は、日本市場からの撤退も検討していた。
そのとき登場したのが新生P&Gを象徴する新商品「ウィスパー」だった。異例のスピードでブランドマネジャーに昇格していた和田氏は、後発メーカーながらも「ウィスパー」を一躍トップブランドに育てる。さらに、「パンテーン」「ヴィダルサスーン」の立ち上げ、「パンパース」のV字回復と次々に実績をあげ、女性としてだけではなく日本人のパイオニアとして上り詰めていく。
けれど和田氏は「自分が評価を受けたポイントはすべてP&Gイズムにもとづくものであり、P&Gの人間なら誰でも持っている素質です」と言う。

P&Gイズムとは何か。常に成長を志向する「P&G型人材」とは、どのようにしてつくられるのか?
和田浩子氏の23年間のP&G生活を振り返ることで見えてきた、P&G式世界が欲しがる人材の育て方。


では、また。




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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・経済・会計・人事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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