2013年02月24日

【書評】社員能力世界No.1企業の仕事術!『1年で成果を出す P&G式 10の習慣』 杉浦里多

◆本日のオススメ!



◆真似すれば1年で成果を出せる!


P&Gをどういう会社なのかを知る人は少ないが、
その商品名(パンパース、ジョイ、ファブリーズ)なら
誰もが知っている、売上7兆円の世界的な大企業です。

そして、この会社は新入社員から幹部を育て上げるという
生え抜き重視の文化が根付いており、そこを巣立った人材は、
GEやマイクロソフトな、ディズニーなど世界有名企業の
幹部や社長として活躍をしています。

そんな会社へ、珍しく中途採用で入社したのが著者です。
元はルイ・ヴィトン・ジャパンのマネージャー。

当然、会社の文化の違い、仕事の考え方ややり方の違いに
大いに戸惑い、悩まれ、後悔もされたようです。

しかし、P&Gで目にしたのは、新人が1年目からリーダー
として活躍し、成果を出していく様子。

 P&Gに入って驚いたのは、何より、社員一人ひとりの
 の能力が、圧倒的に優秀で、「金太郎飴!」と思うほど
 均質なことです。そして、そこには皆がやっている明確
 な「成功法則」があることが見えてきました。

そこは、他社から入社した社員の強みである「よそ者」の
視点を活かし、その差異を明確に洗い出してみました。

 成功をもたらす他社との違いは何か?

その結果、わかったことは、

 P&Gでは「言葉」「考え方」「行動」において、全員
 が行うようにグローバルスタンダード化(全世界で標準化)
 された数々の習慣があるということです。
 
 それはP&Gが175年間、180カ国でビジネスを成功させた
 きたノウハウを、誰もがしっかり身に付けられるように
 まとめた、最強の成果を出す習慣なのです。

ということで、本書はこの「P&G式習慣」を10個に
まとめたものです。

この習慣を身に付け、著者も1年目で目標以上の2ケタ成長
という成果をあげたり、最優秀社員賞(上位2%未満)を受賞
するまでになったそうです。

本書の構成としては、まず3つのステップで書かれています。

第1章 言葉を変える
第2章 考えを変える
第3章 行動を変える

その各章の中で、さらに10個も習慣を、いろいろなエピソード
を交えて解説し、最後に
「実践するときのポイント」がまとめとして書かれています。

これが、非常に分かりやすい!

例えば、習慣1は、「目的は?」を口ぐせにする
この習慣の「実践するときのポイント」はこんな感じです。

(1)何か行動を起こそうと思ったら、まず目的をはっきりさせる。

(2)目的をはっきりさせると、自分の頭が整理され、
  やるべきことの取捨選択ができて、成果がでる。

(3)人を動かすときは、相手と理解・価値を共有できるように
  目的をらかりやすく伝える。

(4)会議や議論をスムーズに進めるには、
  「目的は何だっけ?」と確認し合う。

(5)目的を設定する際には、「ミッション」とのずれがないようにする。

(6)目的とセットで、目標値を設定する。

すごいのは、P&Gでは全員がこれを行っているということ!
新人からベテランまで、ことあるごとに「目的」と「目標値」を
常に確認しながら動いているそうです。

想像するだけで、全員のベクトルを合致し、無駄が一気に無くなり、
最短で結果を出すことができそうです。

こんな感じで、「イイネ!」という「習慣」が紹介されています。

チームリーダの方は、チーム内で展開してみてはいかがでしょうか。
また、マネージャーの方々は自社に、この「習慣」を取り込むこと
をオススメいたします!

習慣2の「ダメ出しより、まずポジティブな言葉」もすばらしい!

(1)「失敗」「ダメ」「問題」といったネガティブな言葉を使わない。

(2)ポジティブな言葉を選択して前向きな雰囲気を作る。

(3)第一声は、「感謝」と「褒め言葉」。

(4)締めにも、感謝の気持ちを忘れない。

(5)人の力を借りるときのキーワードは「あなただから」。

(6)ダメ出しの前に、まず肯定。

良い所は、どんどん取り入れましょう!

◆アマゾンの内容紹介から ↓

異業種からの転職にも関わらず、入社1年で担当部署が2ケタ成長。
「社員能力世界No1企業」の最優秀社員が、
世界基準の仕事の基本を初公開。

「仕事のプロトコル」を書き直せ!
●「目的は?」を口ぐせにする
●ダメだしよりまずポジティブな言葉
●フィードバックの言葉をあげる・もらう
●「消費者がボス! 」顧客志向で考える
●リーダーシップは影響力と考える
●「万が一」を想定する
●「1ページメモ」で頭を整理する
●他人の成功体験を徹底的にマネする
●「量」より「質」の時間管理
●ボスマネジメントをする

「社員能力No1企業」は、新人の何を鍛えるのか?
本書を読めば、職場での「言葉」「考え」「行動」が
劇的に変わります。
最速で最大の結果を出す技術!



◆目次メモ


第1章 言葉を変える
 習慣1:「目的は?」を口ぐせにする
 習慣2:ダメ出しより、まずポジティブな言葉
 習慣3:フィードバックの言葉をあげる・もらう
第2章 考えを変える
 習慣4:「消費者がボス!」顧客志向で考える
 習慣5:リーダーシップは「影響力」と考える
 習慣6:「万が一」を想定する
第3章 行動を変える
 習慣7:「1ページメモ」で頭を整理する
 習慣8:他人の成功体験を徹底的にマネする
 習慣9:「量」より「質」の時間管理
 習慣10:ボスマネジメントをする

◆著者の履歴 杉浦里多(すぎうら・りた)


(株)DELICE代表。LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)などで
宣伝広報マネージャを務めたあと、P&Gジャパンに入社。マーケティング部で
SK‐II、パンパースなど多くのコミュニケーション戦略全体に携わる。
マックスファクターのブランド再起に尽力し、売り上げ増に貢献したことなどが
評価され、最優秀社員賞を受賞。
現在は独立し、数多くの企業のコンサルタント業務を精力的に行なっている。
著書に、『がんばりが評価される女性の仕事術』『イケダン育成術』など。

◆著者の『公式ブログ』はコチラ


>> ブログ - 杉浦里多と賢人たちのブログ|Delice


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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 能力開発・自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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