2013年03月18日

【書評】1万人の生き様から考える自分にとっての「気持ちいい」生き方!『あなたはこの人生で「お金」を選びますか、それとも「生きがい」を求めますか?』 大塚寿

◆本日のオススメ!



◆40代になってから悩まないために、30代のうちに覚悟を決めておきたいこと!


大塚寿さんの10万部超えベストセラー「後悔しない50のリスト」
シリーズに続き、書かれたのが本書です。

「後悔本シリーズ」と同じく1万人の生き様をベースとし、
今までとはひと味違った切り口で、
「40歳からの後半の人生を気持ちよく生きるための本音を建て前の処し方」
に焦点をあてた内容となっています。

題名にもあるように、
あなたは「お金」と「生きがい」のどちらを求める人生を歩むのか?

「お金」を選べば、そこに邁進することで豊かな生活と
家族が安心できる未来が拓けるでしょう。

「生きがい」を求めれば、燃焼感を持った満足のいく
人生をおくれそうな気がします。

でも、この選択は難しいですね。一長一短がありますから。
本音と建て前の生き方の是非、世間の常識と裏ルールなど。

それをわかった上で、できれば自分の気持ちに嘘をつかず、
後で後悔しないように、気持ち良く生きたいのが、
ほとんどの人の本音ではないでしょうか。

そこで、本書は「本音」を選んだ人生、「建て前」に従った人生、
はたまたその両方に悩んだ人生など、さまざまな生き方を紹介して、
そのメリット、デメリットの実例を自分なりに判断しながら、
あなた自身にとっての「気持ちのいい生き方」を探り出してもらう
ことを目的としてまとめられています。

当然、人によってはゆずれない部分、共感できる部分は異なって
いるでしょう。

その中でも、どう生きたら、自分にとって一番ハッピーなのかを、
たくさんの先輩の事例を通して気付いてもらいたいとのこと。

本書の帯に書かれているのが、
40歳を超えたら「悩まない、焦らない、怯まない、へつらわない」。

そんな生き方ができるように、本書で紹介されている人生の諸先輩
の成功例や失敗例の生き様を通して、
あなたの「自分らしく、堂々と気持ちよく生きる」ための、
ヒント、気付きを見つけましょう。

30代向けとなっていますが、40代、50代で日々悩んでいる人にも
オススメの一冊です。

近場にメンターとなる人がいない方にとって、大塚さんの言葉は
大先輩の神様の声に聞こえるかもしれません。

全部で45個の金言が書かれていますが、
各章の最後の部分に大塚さんの一番言いたいことが詰まっている
ように感じました。

第1章、誇りを高く持って「潔く生きる」では、
 09 結局は、善意と愛情が道を拓く
   *あなたは「私利私欲」とどこまで戦えますか?

第2章、お金・名誉・権力に惑わされずに「堂々と生きる」では、
 18 晩年になってからの「後悔」ほど惨めなものはない
   *あなたは将来の幸福のために今を犠牲にできますか?

第3章、他人に振り回されず「怯まずに生きる」では、
 27 人生は一歩ずつ楽しむほうがいい
   *あなたは人生のマラソンランナーですか?旅人ですか?

第4章、自分勝手な醜い心を静め「粛々と生きる」
 35 何にでも通じる「便利な正解」などない
   *あなたは40代になっても手垢のついた「正解」で押しますか?

第5章、自分を磨き、成長させ「悔やまずに生きる」
 45 後悔しれみなければ、次が見えてこないこともある
   *あなたは後悔することを怖れますか?次に繋げますか?

ちなみに、大塚さんは「大器晩成」タイプだそうです。
 「20代の後悔が逆にその後の人生を豊かにする」
 20代というのは、むしろ後悔するようなチャレンジや試行錯誤
 を繰り返した方が、その後の人生が豊かになると先人や同世代
 を見てる痛感しているからです。

また、創業時から幻冬舎の社訓が貼ってあるそうです。
 「ひんしゅくはお金を出してでも買え」
 「薄氷は自分で薄くしてでも踏め」

芸の世界と同じで、失敗や後悔を肥やしにして、次の行動に
活かしさえすれば、決してマイナスなものではなく、
逆にプラスのドライブをかけるものだけに、うまく付き合って、
より豊かな人生へのレッスンという位置づけにしましょう!

本書は「人生のメンター本」だと感じました。

ここまで熱く、良いこと、悪いことを親身になって語りかけて
くれる諸先輩は、今や会社の中には存在しません。

いても、非常に狭い業界の中や経験の中でのアドバイス
になっているのがほとんどです。

その点、本書は大塚さんの力作として仕上がっています。
軽々しいことは書かれていません。
本音と建前をわかった上での生き様を説き、
自分のことは自分で判断せよと、問いかけています。

後悔本シリーズを超えた、言葉の力強さを感じました!

◆アマゾンの内容紹介から ↓

《1万人の生き様から考える自分にとっての「気持ちいい」生き方》

***************************************************************
★35歳からの選択★
40歳を越えたら悩まない、焦らない、怯まない、媚びへつらわない!
***************************************************************

40歳は人生の折り返し点。
ここまで「本音」を選んだ人生、「建て前」に従った人生、
その両立に悩んだ人生、があろう。
社会の常識と裏ルールを垣間見たあなたが、
これから後半の人生を「気持ちよく」生きるために、
覚悟を決めておきたい45のこと。


3・11から2年が過ぎましたが、
大震災は私たちにこれからの人生について考えさせてくれる機会を与えてくれました。
本音と建て前の生き方の是非、世間の常識と裏ルール。
たとえば、震災時に見せた日本人の行儀良さや他人への気配り、
絆の強さが世界の人から絶賛されましたが、
その後一転しての瓦礫の受け入れ拒否運動などを見ると、
人間、表の表情があれば裏の本音もあることを実感させられました。
自分ではそうじゃない、と思いながらも、
気がつけば加害者側、モンスターペアレント化している自分にふと気づき、
自己嫌悪に陥ってしまうことは誰にでもあるのではないでしょうか。

ビジネスの場面においても、
「お客様の要望に応えること」より「上司の顔色」しだいで動いていたり、
同僚の新たなビジネスへの挑戦に際し、励ましの言葉とは裏腹に、
失敗することを念じている醜い自分に気づくこともあります。
誰もが建て前と本音はあるにしろ、それをわきまえた上で、
できるならば自分の気持ちに嘘をつかず、
「気持ちよく」生きたいと願っているはずです。

そこで本書は「本音」を選んだ人生、「建て前」に従った人生、
はたまたのその両立に悩んだ人生さまざまな生き方を紹介し、
そのメリット、デメリットの実例を知ってもらう中で、
あなた自身にとっての「気持ちいい」生き方を探りだしていただけたら幸いです。



◆目次メモ


第1章 誇りを高く持って「潔く生きる」
 《媚びない、へつらわない! 》
第2章 お金・名誉・権力に惑わされず「堂々と生きる」
 《人生で何がいちばん大切か?》
第3章 他人に振り回されず「怯まずに生きる」
 《人間の本当の値打ちとは?》
第4章 自分勝手な醜い心を鎮め「粛々と生きる」
 《善と悪のあいだ》
第5章 自分を磨き、成長させ「悔やまずに生きる」
 《一流と二流の境界線》

◆著者の履歴 大塚 寿(おおつか・ひさし)


1962年群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、ヤマメの養殖で留学資金を作り渡米、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)でMBA取得。現在、オーダーメイド型企業研修を展開するエマメイコーポレーション代表取締役。
挫折の多かった10代、「もっとやれるはずだ」という想いと現実とのギャップに悶々とした20代を過ごした。なんとかそんな現状を変えようと、リクルートの営業マンという立場から社内外の大手企業・中小企業の社員や経営者1万人にアドバイスを求め、40歳を超えたら「悩まない、焦らない、怯まない、媚びへつらわない」生き方があることに気づく。そんな生き方を30代から実践した結果、自分の好きな仕事だけを選びながらも結局、目標設定したすべてが実現してしまうという逆転人生を果たす。また、10代、20代前半、同じように挫折し、負け組同士でお互いの傷をなめ合い「いつかみていろ」とこぶしを握りしめていた仲間が、四半世紀後の現在、上場企業のオーナー社長やレストラン王と呼ばれる人間になっていることから、「大器晩成」という言葉を実感している。
著書に『40代を後悔しない50のリスト』『ビジネスパーソンのための結婚を後悔しない50のリスト』『30代を後悔しない50のリスト』(以上ダイヤモンド社)、『リクルート流』『25歳からの社会人力』『職場活性化の「すごい! 」手法』(以上PHP研究所)、『バイトでも億稼ぐ不況なのに元気のいい会社』(徳間書店)など多数。25万部のベストセラー「後悔しない50のリスト」シリーズは韓国、中国、台湾でも翻訳され日本同様にヒットし注目を集めている。
URL http://emamay.com

◆著者の『会社案内』はコチラ


>> 大塚寿プロフィール | エマメイコーポレーション

エマメイコーポレーションというちょっと変わった社名。この「エマメイ」という名は川魚のヤマメ(Yamame)のアルファベットを逆さまに読んだもので、MBA留学費用ねん出のため、リクルートを退職して2年半、養殖に取り組んだことにちなんでいます。リクルート時代からのメンターだった藤原和博氏(前杉並区和田中学校長)によって命名されました。・・・・



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◆合わせて読みたい本はコチラ


『1万人の失敗談からわかった人生の法則』をまとめたベストセラー『後悔本』シリーズはこちらです。
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いまや20代でもリストラ候補。大卒社員の3割、高卒社員の5割が3年以内に職場を追われる時代に、いかにしてキラリと光る人材になるか。「リクルート流」サバイバル論の決定版。

では、また。



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生論・教訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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