2013年04月07日

【書評】今度こそモノにしよう!『あなたの英語勉強法がガラリと変わる 同時通訳者の頭の中』 関谷英里子

◆本日のオススメ!



◆同時通訳者の英語勉強法!


春になりました。新年度、新学期、始まりの季節ですね。
こういうタイミングは、チャレンジを始める季節でもあります。
そこで、今回は英語勉強法の紹介です。

本書は、NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の超人気講師であり、
開催する英語セミナーが常に満席になる関谷英理子さんの新刊です。

カリスマ同時通訳者としても活躍されており、実績も豊富です。
ゴア副大統領、フェイスブックのザッカーバーグ、ダライ・ラマ、
マンドマップのトニー・プザンなど、世界的著名人の数知れず。

同時通訳とは、読んで字のごとく、同時です。
自分で訳して話しながら、耳は他人の言葉を聞いている状態。

こういう方ですから、よく質問されます。

「同時通訳をしているとき、頭の中はどうなっているのか?」
「なぜ、そんなことができるのか?」

まあ、普通では絶対にありえません。不可能です。
ちなみに日本語同士でもやれませんね、こんなすご技は!

先ほどに質問に対して、同時通訳中の様子をこう説明されています。

「私」の中は目や耳から得たスピーカーの情報がイメージ(映像)
となって浮かび上がり、そのイメージを私は言葉にします。

私の頭の中では、話されていることを「文字」でとらえているわけではない。

すべての内容を訳すが、すべての言葉を訳すわけではない。

ある言葉の言葉を別の言語の対照する言葉に直すという作業ではなく、
ある言語で表現されたことが瞬時に映像、イメージとして頭の中に
映し出され、それを別の言語で表現します。

つまり、同時通訳者の頭の中を再現するには「イメージ力」
が鍵となってきます。

そして、同時通訳者に求められる能力は二つ。
@「イメージ力」とA「レスポンス力」です。

@「イメージ力」とは、言葉をとらえて、それを瞬時に映像で
 把握し、別の言語でアウトプットするために必要な力です。

A「レスポンス力」とは、相手の言ったことに瞬時に反応して、
 言葉を発していく反応力です。

ということで、本書では、英語力を上げていく方法として、
同時通訳で使っているトレーニング方法を織り交ぜながら、
この二つの力を上げる具体的な方法を解説されています。

しかし、超本格的な同時通訳者養成のための講座ではなく、
英語を通して、自分の世界を少しでも広げたいという方々に
向けた、実体験をベースとした小技集となっています。

例えば、iPhoneやiTunesを使った帆方法も紹介されています
ので、すぐにやり始めることができます。

・話題のTEDで英語の総合学習ができる(P181)
・無料で聴講できるiTunesUも凄い(P186)
・インターネット環境で英語環境を(P187)
  関谷さんはハワイのラジオ局KCCN FM100を聞かれているそうです

でも、楽して、簡単には身に付かないのが英語です。
多少、耳が痛い内容もしっかり書かれています。
まさに「学問に王道なし」ですね。

基本中の基本は、英語学習の3ステップ。これ必須です!

「英語学習の柱はインプット、アウトプット、そして継続」

繰り返しますが、これに尽きます!

1.インプットする
2.アウトプットする
3.このサイクルを繰り返し継続する

とはいえ、英語学習の最大のポイトは「継続」ですね。
継続するのは、その日の気分に左右されないように、
継続する仕組み、システム化が必要です。

関谷さんのオススメは、時間割を作ること。

例えば、
 毎朝 :TOEICの問題集20分
 通勤時:電車でリスニング15分(NHKラジオ講座など)
 帰宅時:週一回レッスン(英会話レッスン、YouTube動画視聴など)

さらに、まとまった時間用、すきま時間用のアイテムを
それぞれ用意して習慣化する。
ただし、複雑化すると挫折するケースが多いので、シンプルに。

また、TOEICの高得点と英会話ができるのは少し違うようで、
TOEICは、必要スコアを取ったら卒業すべし、とのことです。

さらに、TOEICはヒアリングとリーディング主体のテストです。
アウトプットのレスポンス力を上げるためにSWテスト
(スピーキング&ライティング)も受ける方が良いようです。

ちなみに、SWテストは日本では年間約2万人しか受験して
いませんが、お隣の韓国では年間20〜30万人が受験しており、
英語を使った交渉力のアップに貢献しているようです。

それでも、継続できないという人にこんな事実が・・。
一日1%の努力を毎日続けていくと、その効果は驚きの数値に!

1.01を365回掛け合わせると(1.01の365乗)37.8となり、
0.99を365回掛け合わせると(0.99の365乗)0.03になる。

 1.01^365≒37.8 → 37.8倍
 0.09^365≒0.03 → 0.03倍

1%の努力を続ければ、1年間で約38倍となり、
1%の努力を怠れば、たったの0.3倍に縮小です。

その差は100倍以上です。
まさに「継続は力なり」ですね。


◆アマゾンの内容紹介から ↓

NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の人気講師が教える、
ビジネスの現場で使える英語の学び方

今度こそ! と思っている人、必読

英語を伸ばしたければ、
「ふたつの力」を鍛えなさい。

カリスマ同時通訳者の毎日の習慣には、英語学習のヒントが満載!
1%の努力を続けるだけでいいんです。

●同時通訳者に求められる「イメージ力」と「レスポンス力」
●イメージ力で、話者のことばの本質をつかまえる
●「パラフレーズ」はイメージ力強化に必須のトレーニング
●文法と語彙を勉強すると、レスポンス力がアップする
●「シャドーイング」でレスポンス力を鍛える
●英語初心者が絶対言ってはいけないふたつのフレーズ
●とりあえず封を切る、これが継続への道
●私が実践しているツイッター学習法
●単語帳はエクセルでつくる
●英字新聞・雑誌、読むならこれがお薦め



◆目次メモ


1章 同時通訳者の頭の中
 同時通訳者の頭の中を覗いてみると
 同時通訳者に求められる「イメージ力」と「レスポンス力」 ほか
2章 まず押さえておきたい英語学習の3ステップ
 英語学習の柱はインプット、アウトプット、そして継続
 継続することでイメージ力を養う ほか
3章 同時通訳者が実践!英語のプロの勉強法
 同時通訳者はどんなトレーニングをしているのか
 「シャドーイング」で「レスポンス力」を鍛える ほか
4章 同時通訳者は道具を使い倒す
 電子辞書とオンライン辞書を徹底的に使いこむ
 「イメージ力」は一朝一夕では身につかない。英英辞典を使う ほか
5章 英語はコミュニケーションのツール
 英語のコミュニケーションはconstructive建設的に
 初対面の想定英会話 ほか

◆著者の履歴 関谷英里子[セキヤエリコ]


日本通訳サービス主宰。
アル・ゴア元米副大統領、フェイスブックCEOマーク・ザッカ―バーグ氏、
ダライ・ラマ14世、マインドマップの提唱者トニー・ブザン氏など
世界的著名人の通訳を務めてきた、カリスマ同時通訳者。
NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の人気講師でもあり、
英語セミナーは常に満席。
著書に『カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳』
『えいごのつぼ』など、多数。

◆著者の『公式ブログ』はコチラ


>> 一流講演家の同時通訳者、関谷英里子の日誌


◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございました。


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◆合わせて読みたい本はコチラ



本書ではアル・ゴア、ダライ・ラマのカリスマ同時通訳者である関谷氏が日本人の英語学習に足りないこと、英語学習のツボを教えちゃいます。英語をマスターしたいけど、教材や英会話学校に挫折した人は必見。
英語を学ぶすべての人がおさえるべき「ツボ」を披露します。

では、また。




◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございます。



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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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