2013年07月21日

【書評】部下は“頑張り方"を見直そう!『任せてもらう技術』 小倉広


◆本日のオススメ!



◆先にキミが変われば上司も変わる!上司は後!


前著でベストセラーとなった『任せる技術』の著者の小倉弘さんが、
今回は逆の立場から『任せてもらう技術』を出版されました。

元リクルートの小倉さんが、自らの抱負な経験談を交え、
考え方と行動の仕方、そして自らの失敗談を熱く語っています。

対象は、上司から仕事を「任せてもらえない」部下の人達。

仕事はできる人へ任せるのが普通では、と思っている方々、
会社ではその法則は成り立っていませんよ。

前著『任せる技術』では、部下が変わるのを待ってから「任せる」
のではない。変わるべきは上司である。と語られていました。

しかし、逆もまた真なり!

つまり、任されられないのは、上司が悪いわけではない。
任せてもらう部下の側も、考え方を変えなくてはならないのです。

「自分は悪くない。相手が悪いのだ」と、上司と部下が、
お互いが矛先を向けあっていても何も進展しません。

そうではなく、
『相手を変えようとするのではなく、まず自分を変える。』

これがキモです!

本書は、できる社員だった著者が若かりし頃、
『任せてくれないのは、上司が悪いからだ」と考えた結果、
辛酸をなめた苦い思い出を赤裸々に語っています。

そんな著者が少しずつ意識と行動を変えて行き、上司から任される
ように成長していく軌跡を元に、ノウハウの形でまとめあげたものです。

なかなか、ここまで体系立ててまとめた本は少ないと思います。

その中で何度の繰り返し出てくるのが、本書の副題でもある

『キミが変われば、上司も変わる!』


まさにこれが、著者の身の上に訪れたことです。

上司に文句ばかり言っていた著者が、
同期に先を越されたりして、少しずつ自分を変え始めた結果、
あっけないくらいに上司も変わっていったのです。

では、著者は具体的にどのように考え方と言動を変えていったのか?
そのナゾ解きが本書には詰まっています!

具体的な内容は、↓の『◆目次メモ』を参考にしてください。

自分の方が上司より優れていると思っている、
鼻っ柱の強いできる方に特にオススメ!


最後にネタばらしとなりますが、大切な真理を紹介します。

たとえば100%自分が正しくても。たとえ100%上司が間違っていても。
それでも、上司にかみついてはいけない。上司を変えようとしてはいけない。
そんなことをしても何も前に進まない。状況はむしろ悪化するだけだろう。

そうではなく、上司から信頼される部下になるのだ。

嫌な上司であったとしても、その上司から信頼され「あいつのいうことならば
聞いてみようか」と思われる存在に、まずはなるのだ。

本書の主たるメッセージは以上のようなものです。

「おわりに」より


この真理にいつ気付くかのか? それはあなた次第です!

◆アマゾンの内容紹介から ↓

“頑張り方"を見直そう。

◆「簡単な仕事しかやらせてもらえない……」
「何でアイツばっかり、任されるんだ?」
モヤモヤの原因を、“上司の視点"からタネ明かし!

◆ベストセラー『任せる技術』の著者が
上司の心を知りつくしたうえで語るから、
実践的で、納得のいくメッセージがもりだくさん。

◆著者自身も「なかなか任せてもらえない部下」だった!
当時の失敗エピソードを振り返りながら、
今だからこそわかる“反省点"や“改善策"をわかりやすく解説します。

仕事の“頑張り方"を見直せば、たちまち任され上手になれるはず。
どんどん任され、スキルアップしよう!

●「僕はまだ入社2年目だから」はNG
●「予期せぬこと」で目の前のバーを下げていないか?
●選り好みせず、取りに行け
●1時間の会議には、1時間の準備をする
●「自分で決める」という覚悟を持つ
●どうでもいい約束なんてない
●理想と現実の両方に責任を負うのが本物のリーダーだ
●「任される前から行動する人間」になれ



◆目次メモ


第1章 なぜ、キミは任せてもらえないのか?
(1)キミの「能力」の、どこに×がついているのか?
(2)「責任感が強い」キミが誤解しがちなこと
(3)上司トソリが合わないと「干される」
(4)ホウレンソウ」は仕事ができる人ほど不足しやすい
(5)そこそこ、ほどほど、こそが敵

第2章 そもそもキミ、勘違いしていないか?
(1)「任せてもらう」のではない、「奪う」ものなのだ
(2)「なぜ愛してくれないの?」ではなく、愛される努力をしよう
(3)上司はキミの言葉を見ない。行動を見ているんだ
(4)「能力」より大切なものがあるよ
(5)入社年次が浅いから・・を言い訳をしちゃダメさ

第3章 キミは上司のこと、どれだけ知っているの?
(1)上司の立場になってごらん。景色がまるで違って見えるはず
(2)顔で笑って心で泣いて、武士は食わねど高楊枝
(3)上司は常にエネルギーを奪われる不幸な動物なんだ
(4)人のふんどしで相撲をとる。それが上司の一番大切なこと
(5)ガマンしている。気付かないふりをしている
(6)「頼まれごと」は「試されごと」なんだよ

第4章 任せてもらう技術(1)信頼を貯金する
(1)キミを上司の間には信頼残高の通帳がある
(2)「信頼」してほしければ、「約束」を守ることだ
(3)Common Sense という約束を身落とさないようにね
(4)「相手」を大切にすると「信頼」が手に入る
(5)「自分」に矢印を向けると「信頼」が手に入る
(6)「誠実」であると「信頼」が手に入る

第5章 任せてもらう技術(2)能力を鍛える
(1)口でごまかすな、紙に書くと頭が」よくなる
(2)発言しないなら出て行け。それから僕は変わったな
(3)丸覚えも、ときには必要だよ
(4)吸ってから吐くんじゃない。吐いてから吸うんだ
(5)上司なんて判子マシーンさ
(6)ディスクワークも時間割して手帳を書くとスピードが上がるよ

第6章 任せてもらう技術(3)姿勢・意欲を鍛える
(1)できない言い訳をしない、全部YESで丸受けするのさ
(2)理解できないときは、自分のレベrうが低いと考えるといい
(3)たばこや弁当を自ら進んで買いに行く。それも訓練
(4)誰も手を挙げなかったら・・意見がなくてもキミが手を挙げなさい
(5)まずは朝早く会社に来てごらん。世界が変わるから
(6)誰も見ていないと思っているだろう?

◆著者の履歴 小倉 広(おぐら ひろし)


経営コンサルタント、株式会社小倉広事務所代表取締役。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。事業企画室、編集部、組織人事コンサルティング室課長を歴任。その後、ソースネクスト株式会社(現・東証一部上場)常務取締役などを経て現職。
大企業の中間管理職、ベンチャー企業役員、中小企業の創業オーナー社長と、あらゆる立場で組織を牽引。しかし30代前半にはチームマネジメントに失敗し、うつ病を患ったことも。
現在は、自らの失敗経験をもとに構築した「リーダーシップ開発」の専門家として、多くの企業の組織形成や人材育成に携わり、上司と部下のより良い関係づくりを支援している。また、人間力向上のための小倉広「人間塾」を主宰。多くの仲間と共に、東洋哲学を学んでいる。
主な著書に、『33歳からのルール』(明日香出版社)、『任せる技術』『やりきる技術』(共に日本経済新聞出版社)、「自分でやった方が早い病」(星海社新書)、『僕はこうして苦しい働き方から抜け出した』(WAVE出版)など25冊以上。

◆著者の『公式ブログ』はコチラ


>> 小倉広オフィシャルWebサイト


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◆合わせて読みたい本はコチラ



こちらは、リーダー側から任せる側(部下)に向けての目線で書かれた本です。
両方の立場を合わせて読むことでより理解を深めることができます!

リーダーの仕事は、目先のことを部下に権限委譲し、未来をつくることだ。人を信用して任せることができずにいつも忙しくしている“若手リーダー”に警告を発し、上手な任せ方とリーダーがやるべき仕事について考える。

忙しくて教える時間がない、自分でやったほうが早い、失敗の責任を負うのがイヤだ…。そんな悩みを解決、さらに部下・後輩の育成に役立ち、自分のレベル・アップも図れる手法を伝授。


では、また。




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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 能力開発・自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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