2024年01月07日

「スピード感のかけらもない」能登地震5日たってようやく「非常事態宣言」発令で、馳浩知事にあふれる大ブーイング




Xでの発信だけは一生懸命のようだが「スピード感のかけらもない」
能登地震で5日間も経過してから、
ようやく「非常事態宣言」発令で、
馳浩知事にあふれる大ブーイング 
(SmartFLASH)


 1月1日に発生した能登半島地震。7日午前で死亡者126名、安否不明者220名を数える。昼夜を徹して懸命の救出活動が続けられているが、今後は大雪の予報も出ており、活動の難航が予想されている。

 そうしたなか、6日に馳浩石川県知事が災害対策本部会議で県としての「非常事態宣言」を発令、「能登を救うため職員全員で対応する」と明かした。この宣言はどのような内容なのだろうか。

「県庁職員向けの宣言です。『未曾有の大災害なので、全職員一丸となって自分の担当以外の業務にも積極的に携わるように』ということです」(県庁関係者)

 被害が大きい自治体への職員派遣や、国や自治体との連絡調整を担う職員を増やすなどの対応を進めるそうだ。

 馳知事も自身のX(旧ツイッター)に《職員全員がこの災害に対応する体制をとることとした》と意気込みを記していた。また、コロナ禍のとき、総理大臣が発出した「緊急事態宣言」では私権の一部が制限されたりしたが、今回はそのようなことはないという。

 しかし、発生から5日たっての発令に、ニュースのコメント欄には、

《人命がかかっているのにスピード感の欠片もない。 遅くても2日の時点で非常事態宣言を出すべきだったろ》

《石川県知事は、6日の夕方に、やっと非常事態宣言を出す必要がある状況だと気付いたようだ》

《1/6に非常事態宣言? えっ!えっ!えっ! 聞き間違いかと思った 発災直後に非常事態宣言って言葉が浮かばなかった?》


 など対応が遅いという批判が多かった。なぜこのタイミングの発令になったのか。それを推測させる文章が、知事のXに掲載されている。

 1月6日に開催された「第13回石川県災害対策本部員会議」の「知事の主な発言」には、《先ほど、本県の災害危機管理アドバイザーの室崎先生からも、「想定を超えた災害であり、これまでの経験則を超えた大胆な対応が求められる」とのアドバイスをいただいた。こうしたことから、能登を救うために、県庁としての非常事態を宣言し、一部の職員に負担が掛からないよう、職員全員が災害対応を行う体制にすることとした。》とある。

 知事は外部識者の意見を踏まえて宣言を発令したようだ。それまでは、頭の片隅にも「非常事態宣言発令」はなかったということなのか。

「確かに『非常事態宣言』は法的な強制力などはともないません。言ってみれば『決意表明』です。しかし、災害時にはリーダーがこうした力強い意思と素早い行動を国民に示すことが大事なはずです。岸田首相にも馳知事にも、明らかにそれがありません」(政治担当記者) 

 地震発生当時、東京にいた馳知事は、すぐさま陸上自衛隊に災害派遣要請をしたが、そのときも《明朝、朝一での対応をお願いしています》とXに投稿。このことも「いまから救助に動かないでどうするんだ」と被災した県民を怒らせた。

「救えるはずだった命なのに……」ということだけはないようにお願いしたい。

( SmartFLASH )

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「全くスピード感ない」岸田首相 
自衛隊派遣の「初動1000人」に集まる疑問…
識者も“人数不足”を指摘
(SmartFLASH)


 2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」。時間を追うごとに被害の大きさがわかってきたが、瓦礫などに埋もれた被災者の生存確率が急激に下がる「発生後72時間」まで間もなくとなった4日午前、首相官邸では「非常災害対策本部」(本部長・岸田文雄首相)の会合が開かれた。

 岸田文雄首相は「命を守る観点から重要な被災72時間が経過する本日夕刻までに、総力を挙げて一人でも多くの方を救命・救助できるよう全力で取り組んでほしい」と関係閣僚らに指示した。連日にわたり政府・自衛隊・民間企業が救助にあたっているが、「初動の自衛隊派遣規模が小さかったのではないか」といった声が識者からも聞こえてきている。

「地震が発生したのは1日の16時10分ごろでした。馳浩石川県知事は東京に滞在していたので副知事が現地で対応。馳知事は陸上自衛隊に災害派遣を要請しました。1日夜、木原稔防衛相は1000人規模の自衛隊員が活動を始めたことを明らかにしました。

 2022年12月17日、北陸地方への大雪で、国道に多くの車が立ち往生したときは柏崎市・小千谷市・長岡市で延べ940人の自衛隊員が派遣され救助と復旧にあたりました。待機自衛官は8500人程度いたとされますが、今回の災害規模の初動で1000人は少なすぎます」(政治ジャーナリスト)

 京都大学の藤井聡教授も自身のXで、台湾からの救助隊派遣の申し出を日本政府が断ったことにも触れながら

《台湾のニュース.台湾が160人規模の救助隊の能登地震派遣を準備し日本からの許可を待っていた所,日本側から「災害の範囲が広がっておらず 支援のニーズがない」と断られ、派遣を断念.

 救援隊が足りてるとは思えませんが、岸田内閣は何かに配慮したのでしょうか…!?!?》


 と、救援部隊の人数の不足を指摘している。

「災害の規模・広さは大きく違いますが、防衛日報デジタルによると、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、発生当日に約8400人の自衛隊員が派遣され、2日後の13日には5万人超、1週間後の18日には10万人超の隊員が派遣されたといいます。

 また3月12日には枝野幸男官房長官が会見で自衛隊の航空機300機、艦艇約40隻、海上保安庁の巡視艇322隻、航空機44機、特殊救難隊10名がすでに活動していることなどを明らかにしています。当時の民主党政権の対応が“迅速だった”と評価する声は後を絶ちません」(前出・政治ジャーナリスト)

 SNSにも、初動1000人、という数字について疑問を呈す声が多い。

《どう考えても1000名では足りん! 小学校の朝礼で並ぶ程度の人数ですよ? 一刻も早く大動員すべき》

《時間との勝負と言いながら、全くスピード感を感じないし、避難所の状況も酷いと避難した人々が嘆いている。阪神大震災の経験者として歯がゆくて仕方がない》

《「救命救助は時間との闘い。......」 にしては少なくても1日遅いと思う》


 会見で「私が先頭に立って」と意気込んでいた岸田首相。その言葉に偽りがないところを見せてほしい。

( SmartFLASH )

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「被災地の声を聞かない」岸田首相
「新年会3連チャン」に集まる反感…
前日には生放送で「総裁選への抱負」語って猛批判
(SmartFLASH)


 岸田文雄首相は、1月5日、3つの新年会に連続で出席した。それぞれ同日午後に、経済3団体、連合、時事通信社の主催でおこなわれたものだ。

 能登半島地震の被災地救援が叫ばれるなか、X(旧Twitter)では首相の行動に批判が集まっている。

《岸田首相「地震対応は私が陣頭指揮とる」→→→→→→と言いながら、『新年会のハシゴ』》

《まだ建物の下に人がいるのに、総理は新年会だって・・・ちょっともう受け入れがたい現実なんだけど》

《岸田、暮れに「政治資金パーティはもちろん、忘年会や新年会も自粛していただきたい」とか抜かしていたよな?》


《岸田首相、経済3団体(経団連、経済同友会、日本商工会議所)の新年会に出席してた。今なお行方不明者多数で、救助や支援が後手に回っていると言われている状況で。先日の生放送出演といい何をしてくれてるんでしょうか。》

 4日、岸田首相は『BSフジLIVE プライムニュース』に出演。被災地のニーズ把握のため府省から派遣する「リエゾン」が議題になった際、「現地に行くこと」について問われた首相は、「私自身もできるだけ早いタイミングで足を運んでいきたいと思います。現地はいま大変な状況ですので、しっかり確認したうえで適切な時期を考えていきたいと思っています」と答えた。

 また、番組の最後では9月の総裁選に話が及び、総裁を続けることで自分のやりたかった政策の完成度が高まるのではないかと問われた首相は、「政策をより磨き上げたいと思いますし、結果を積み上げたいと思う。これは当然のことだと思います」と明言。

 そして、政治資金問題で失った信頼の回復に努めたうえで、「30年ぶりに日本の経済を好循環にもっていきたい。さまざまな政策を形としてしっかり示すことにつなげていきたい。これに尽きると思っています」と締めくくった。

 時折、笑みを浮かべながら話す首相に対しても、Xでは厳しい視線が注がれた。

《岸田が4日夜、BSフジに田崎史郎と共に生出演し、総裁選への思いなどをふんぞり返りながらベラベラ喋っている。凍てつく体育館や自家用車内で死と向かい合いながら今このとき夜を明かしている被災者の気持ちを少しでも考えたら、こんな時間を過ごすという選択肢はないはず》

《岸田文雄は、自国民が大勢生き埋めのままでも平気でフジテレビの番組に出て笑いながら総裁選への意欲を語る》

《時と場合を考えたら、今総裁選の話とかす出来るタイミングでは無いはず。本当、空気を読まない 被災地を考えない 被災者の声を聞こうとしない 最低です!!》


( SmartFLASH )

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posted by かっちゃん2.0@名古屋 at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Twitter | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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