◆本日のオススメ!
◆本物と偽物を分ける差は紙一重です!
日本の会社組織の中で出世している人、優秀、一流と
言われる人にはある共通点があるそうです。
例えば、食事会の翌日のメール。
・一般社員 −> ほとんどお礼のメールをしません
・部課長クラス −> 約2割の方からメールがくる
・役員クラス −> ほぼ全員からメールがくる(それも早朝に)
これまで多くの方々と接してきてわかったのは、
優秀かどうかの差というのは、そうした紙一重の習慣にあるとうこと。
その積み重ねが、役員にまでなれる人と、課長や部長で終わって
しまう人の差ではないか、とうのが著者の見解です。
そして、その習慣の差を生むのは「仕事の哲学」があるかどうかによる。
つまり、役員の方々は、常に意識されている「仕事の哲学」を持たれて
いるということ。
本書は、その差をわかりやすく、三階層に分けて紹介されています。
「平社員は・・」「部長は・・」「役員は・・」
これが、なんとも面白い! 思わず、なるほど、と相槌が出る!
昔、萩本欽一さんがテレビでやっていた、
「よい子」「悪い子」「普通の子」シリーズのような味わいがある。
タイトルだけ眺めていても、思わず苦笑してしまうものもあります。
それが、全部で36個!
その中から、いくつか紹介します。タイトルだけですが・・。
これだけでも、面白さが伝わってくると思います。
◆平社員と部長と役員の違い
出社時間
平社員は、始業5分ま前
部長は、15分前
役員は、遅くとも1時間前には来ている
お酒
平社員は、好きなものを飲む
部長は、ワインのうんちくを語る
役員は、最終的には焼酎に行きつく
宴会芸
平社員は、自分の好きな歌を歌う
部長は、自分の得意な歌を歌う
役員は、皆が歌える歌を歌う
◆三流の仕事、二流の仕事、一流の仕事
体調管理
三流は、体調不良で休む
二流は、体調不良でも休まない
一流は、健康オタクである
運動
三流は、3日で挫折する
二流は、数年で飽きる
一流は、数十年やり続ける
仮説力
三流は、仮説を立てない
二流は、仮説を立てて満足する
一流は、一瞬で「当たる」仮説を立てる
下手な解説は抜きにしますが、自分の「仕事の哲学」のレベルを
測ることができると思います。
著者曰く、
本当は、誰でもできること
でも、誰もやっていないこと
本物と偽物を分ける差は、紙一重です!
◆アマゾンの内容紹介から ↓
今、会社のトップにいるような人たちは、どんな哲学を持ち、どんな仕事をしているのでしょうか?
本書では、大手から中小企業まで一般社員55万人、1000人の部長以上の役職者(専務、常務、社長など)を相手にビジネスを行ってきたコンサルタントが、実際の研修やアンケートを通して発見した「課長で終わってしまう人」「部長になれる人」「取締になれる人」の特徴や習慣について述べていきます。
たとえば、「晩酌の時、平社員はビール。部長は日本酒。役員は焼酎」のように、役員以上なら誰もがやっている「事実」があり、そしてなぜそうするのか?
詳しい「理由」も書かれています。社会人はもちろん、意外にも学生からの前評判がとても高い本です。
◆目次メモ
第1章 平社員と部長と役員の違い
メールの返信
―平社員は、5分考えた挙句、あと回しにする
部長は、空いた時間にまとめて返す
役員は、3分以内に返信する
出社時間
―平社員は、始業5分前
部長は、15分前
役員は、遅くとも1時間前には来ている
会食
―平社員は、20時スタートが標準
部長は、早めに切り上げて19時から
役員は、きっかり18時から ほか
第2章 三流の仕事 二流の仕事 一流の仕事
仕事とプライベート
―三流は、仕事にプライベートを持ち込む
二流は、仕事とプライベートを明確に分ける
一流は、いつでも仕事の顔をしている
体調管理
―三流は、体調不良で休む
二流は、体調不良でも休まない
一流は、健康オタクである
疲労回復
―三流は、シャワーを浴びるだけ
二流は、しっかりと湯船につかる
一流は、朝風呂を浴びる ほか
第3章 平社員で終わる人 部長止まりの人 役員まで行く人
机
―出世できない人の机は、雑然としていて汚い
出世している人の机は、新品のように美しい
劣等感
―平社員で終わる人は、コンプレックスに潰される
部長止まりの人は、コンプレックスを抑制する
役員まで行く人は、コンプレックスをバネにする
趣味
―平社員で終わる人には、趣味がない
部長止まりの人は、趣味を遊びだと捉えている
役員まで行く人は、仕事と同じくらい趣味を極めようとする ほか
◆著者の履歴 安田正[ヤスダタダシ]
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。早稲田大学理工学術院非常勤講師。1990年より法人向け英語研修を始める。現在は英語の他、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーションの領域で講師、コンサルタントとして活躍している。大手企業を中心に研修、コンサルティングを通して多くの役員との交流がある。東京大学、早稲田大学、京都大学、一橋大学などでも教授経験を持つ。
◆著者の『公式ブログ』はコチラ
>> 安田正のブログ | 株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ
◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございました。


◆合わせて読みたい本はコチラ
何を言っても伝わるようになる
「何が言いたいんだ?」
職場の上司や身近な人に言われたことがあるかもしれません。
自分ではわかって いるつもりなのに、なかなか相手に伝わらない。
問題は、2 つあります。
それは、
1)そもそもの情報のインプットの仕方が悪い。
2)情報の伝え方が悪い。
そこで本書では、情報をいかに効率的に吸収し、それをいかにわかりやすくできるか。
話す、聞く、書く、質 問、図解による伝え方のコツを伝授していきます。
イラストもふんだんに使用し、本自体も「わかりやす い」仕上がりです。
◆本日のオマケ
では、また。
◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございます。
★本日のブログランキング情報
応援ポチ、ありがとうございます! 感謝!
【日本ブログ村】 本ブログ > ビジネス書

【人気ブログランキング】 生活・文化 > 本・読書

【blogramブログ】 趣味と教養 > 読書 > ビジネス書 ← 応援ポチはコチラ
ラベル:一流役員が実践している仕事の哲学 安田正