◆本日のオススメ!
◆人を動かす前に まず自分を磨け!
横山信治さんの5冊目の新刊です!
過去4冊は、どちらかというと若手向けに書かれた本でした。
社会人としての基本、基礎に関する学びが得られる本です。
・
仕事に幸せを感じる働き方(あさ出版 2010-12-10)
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入社1年目から使える「評価される」技術(かんき出版 2012-11-21)
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一生食べていくのに困らない「人を味方にする」仕事術(ぱる出版 2013-04-30)
・
上位20%に入れる人だけが一生成功する ~会社が必要とする人の成功法則~(大和書房 2013-06-29)
それに対して、今回は「リーダーの基本」をテーマとし、
中堅どころを対象とした内容となっています。
・
リーダーの基本(かんき出版 2013-09-19)
具体的には、20台後半から30台前半ぐらいが対象です。
ちょうど、個人プレーからチームプレーが期待される時期。
それも、複数の部下を取りまとめ、指導する立場となります。
場合によっては、大抜擢により、いきなり管理職層へ出世する
方もいらっしゃるでしょう。
そこで、誰もが悩むのが、リーダーとしての振る舞い。
『そもそも、優れたリーダーとは何ぞや?』
一般的には、会社という組織の中で動く限り、
一番大切なことは結果を残すこと!
どんな職種、職層、職場においても同じです。
では、リーダーとして結果を残すために必要なことは何か?
それは『人間力』です!
テクニックやノウハウの小手先の技術だけで、
部下はリーダーについてきてはくれません。
つまり、マネジメントの9割は、
『人間力』で決まるのです。
実は、それを裏付ける調査結果が存在します。
世界80ヶ国で実施されている「世界価値観調査」。
その2005年版の設問の中に興味深い内容があります。
【設問】
近い将来「権威や権力がより尊重される」社会が訪れるとすると、
あなたの意見は、
「良いこと」「気にしない」「悪いこと」のどれでしょう。
主な主要国の結果は、
フランス約85%、イギリス約77%、アメリカ約60%、中国は約44%。
概ね、社会の運営に権威や権力はより尊重されるべきの意見。
それに対して、日本だけが特異な結果で3.2%。
ダントツ最下位です。
この調査結果から、日本人が求めるリーダーシップは主要国の
それとは大きく異なることが判明しました。
先回の東京オリンピックの時にに始まった高度成長時代は、
右肩上がりの景気に乗って、親分子分の上下関係をベースに、
多少理不尽なことがあっても、組織運営ができました。
まあ、誰がリーダーでも会社も組織も成長できたということです。
しかし、今や混迷の時代! 昔流は通用しなくなっています。
その結果が、先ほど紹介したアンケートに出たのでしょう!
この低成長、価値観が多様化する時代、
リーダーはカリスマ性よりも、
人間的魅力、人間性が必要になってきています。
著者の横山さんは、その高度成長時代から長きに渡り、
ビジネスの世界で、数多くのリーダーを観察してきました。
その結果、成功するリーダーとはどのような人なのか、
そこに共通する特徴を掴むことができたそうです。
「法則と言ってもいいかもしれません」
「一時的に幸運に恵まれて成功する人はいます。
しかし、数年単位で見れば、やはり法則に従った
考え方や行動をするリーダーは勝ち残ります」
本書は、これらのことを踏まえ、
「人間力」を「5分野の力」に因数分解して解説しています。
「人間力」とは、
「観察力」
「コミュニケーション力」
「行動力」
「部下の育て方」
「チームのまとめ方」
「なお、本書の内容は、既存のビジネス書やセミナーで語られる
理論だではなく、実際のビジネスの世界で、法則に当てはめて
観察した結果から導きだした結論です。」
ということで、
横山さんの長年の研究成果が本書にまとめられています。
「この本に書いてある法則に従った考え方や行動をして頂ければ
必ず成功します」
という折り紙つきです!
全35項目すべてが次の形式でまとめられています。
「一流のリーダーは・・・である」
そして、各章の終わりに、そのポイントを3つ。
例えば、最初項目をご紹介すると、
「一流のリーダーは、部下の才能を見極める」
ポイント
@成果が上がらないとき、適正を再確認する
A才能は教育では伸びない
B部下の才能を活かす人事をする
「すべてを実践する必要はありません。
みなさんができることから、一つでも、二つでも実践し、
「この人についていきたい」
「この上司の下で働きたい」
と思われるリーダーに近づいてください」
本物のリーダーになることを、
本気で考えている人にオススメの一冊!
◆アマゾンの内容紹介から ↓
すぐれたリーダーの条件とは何でしょう?
私はビジネスの世界で、長年、多くのリーダーを見てきました。
そしてその中で、成功するリーダーとはどのような人なのか、
特徴のようなものがわかりました。
法則と言ってもいいかもしれません。
確かに、その法則に外れたリーダーでも、
一時的には幸運に恵まれ成功する人はいます。
しかし数年単位で見れば、
やはり法則に従った考え方や行動をするリーダーは勝ち残ります。
日本が高度成長時代は、親分子分の上下関係が成り立ち、
少々理不尽な上司や誰がリーダーでも会社や組織は成長していきました。
しかし、これからの低成長、価値観の多様化する時代においては、
スター性やカリスマ性よりも、人間的魅力が必要になります。
本書では、これらを踏まえその「人間力」を軸に、
「観察力」「コミュニケーション力」「行動力」
「部下の育て方」「チームのまとめ方」を
35の法則に従って伝授します。
テクニックよりもスキルよりも大切なたった1つのもの。
誰もがすぐれたリーダーになれる35の法則。
◆目次メモ
第1章 観察力
一流のリーダーは、部下の才能を見極める
一流のリーダーは、行動のみを叱る ほか
第2章 コミュニケーション力
一流のリーダーは、最初に部下の変化に気づく
一流のリーダーは、部下の個性を尊重する ほか
第3章 行動力
一流のリーダーは、信念を背中で伝える
一流のリーダーは、自信のある振る舞いをする ほか
第4章 部下を育てる
一流のリーダーは、モチベーションを上げるのがうまい
一流のリーダーは、報告のルールを決めている ほか
第5章 チームをまとめる
一流のリーダーは、目標設定が明確である
一流のリーダーは、チームの成功体験を積み重ねる ほか
◆著者の履歴 横山信治(よこやまのぶはる)
SBIモーゲージ取締役執行役員常務。
1982年、日本信販(現三菱UFJニコス)に入社。
営業成績全国最下位のダメ営業マンから、全国NO.1営業マンへ。
2001年5月に日本初のモーゲージバンク
(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)
であるSBIモーゲージ(当時はグッドローン)の設立に参加。
当初4人でスタートしたが、現在、従業員250人、店舗数191、
融資残高1兆6000億円に成長(2013年8月現在)。
「フラット35」の取扱高は全国NO.1。
2012年、日本企業で初めて韓国KOSPI市場上場を果たす。
これまで2万人以上のビジネスパーソンと接し、
3,000人以上の採用面接に立ち会う中で、
多くのリーダーと接し、また自らも上司として指導してきた経験から、
組織はリーダーで決まると言っていいほど責任が重大であることを痛感する。
本書は、結果を出し、愛されるリーダーになるための正しい考え方、
行動を伝えたいという強い願いから執筆。
著書に『仕事に幸せを感じる働き方』(あさ出版)、
『入社1年目から使える「評価される」技術』(かんき出版)、
『一生食べていくのに困らない「人を味方にする」仕事術』(ぱる出版)、
『上位20%に入れる人だけが一生成功する』(大和書房)がある。
◆著者の『公式動画』はコチラ
>>
著者特別インタビュー第6回 横山信治さん | ビジネス書のあさ出版今回の著作は、SBIホールディングスのCEOである北尾吉孝さんが推薦され、
発刊後すぐに重版がかかりましたが、横山さんのところに寄せられた反響は、
どのようなものがありましたか。
自分で言うのもなんですが、お褒めの言葉が多かったですね。
「勇気づけられた」「考えを変えてやり直そうと思うパワーをもらった」
「3回読んだが、読むたびに発見があった」といった感想をいただいたときは、
嬉しかったし、毎朝4時に起きて執筆して本当に良かったと思いました。
本には私の連絡先を一切載せていないのですが、どこかから私の講演情報を
入手して話をお聞きいただき、講演のあと「やっと横山さんに出会えた」と
言っていただけたときも、非常に嬉しかったものです。
・・・・
◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございました。
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では、また。
◆ビジネス本でバージョンアップ2.0をお読み頂きありがとうございます。
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